- Quadcept Support
- 24/08/06 13:50:41
お問い合わせいただきありがとうございます。
また、データもお送りいただきありがとうございます。
多角形/ベタねじれ違反についてですが、Quadceptの作図などでは通常制御されているため生成されることは稀ですが
辺の頂点などで微小な交差などが発生することがあり、正常ではない図形として検出されます。
今回のデータであれば他ツールで作成されたガーバーとのことですので
読み込みの処理のなかで円弧部分などで微小な誤差が発生してしまっているのではないかと思います。
いただいたデータを確認したところ、左上の円弧と直線で削られた頂点がねじれの検出されております。
修正対応としましては、以下の方法にて再構成して対応が可能です。
1. 塗り図形を選択し【右クリック】→【ラインに変換】を実行
(「変換前のオブジェクトを削除しますか?」は【はい】として元のオブジェクトを削除)
2. 輪郭ラインとなった左上の円弧とラインを延長して完全に交差させる
(円弧/ラインを選択し表示される構成点を掴んで引き延ばすことで延長できます。)
3. 交差した円弧とラインを選択し【右クリック】→【図形分割】を実施
4. 分割された延長して伸びた不要な円弧/ライン部分を選択し削除
5. 元の塗り図形の形状に戻った輪郭(ラインと円弧)を選択し
【右クリック】→【塗りオブジェクトに変換】→【塗り図形に変換】を実行し、塗り図形に戻す
(「変換前のオブジェクトを削除しますか?」は【はい】として元のオブジェクトを削除)
◆ラインに変換
◆形状変更
◆図形分割
◆塗りオブジェクトに変換
上記の操作にてねじれ部分を再構成し、正常な状態となりますので
お手数ではございますが、一度お試しいただけますと幸いです。
また、ガーバーを読み込みした後に何を目的としているのか、どのように活用するのかにもよりますが
ベタのデータということであれば、上記の再構成で【静的/動的ベタに変換する】でもいいですが
動的ベタとなるデータなのであれば、塗り図形はあくまで参考として
形状を再構成ではなく新規に動的ベタで作図していただくのが最も簡単で手間がないかと思います。
以上取り急ぎではございますが、ご連絡とさせていただき参考になりましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 53936
- 24/08/06 14:19:18
ご回答ありがとうございます。教えて頂いた方法でエラーが解消されることを確認できました。
また、手法に関するアドバイスもありがとうございます。参考にさせていただきます。