ティアドロップを個別にON/OFFしたい、配線引き出し点がコーナーに移動してしまう

添付ファイル x15,y22のように太い線から細い線を引き出したい場合に、かならずティアドロップ形状となるため、ショートとなってしまいます。しかもこの時はDRCエラーにはなりません。
個別の配線にティアドロップをON/OFFできればこのような事が解決できると思うのですが、現状何か回避方法はありますか?

また x11.5 y12 付近で配線を開始しようと、その座標をクリックすると、コーナー部分に配線の引き出し点が移動してしまいます。 4,5番ピン間に配線を通したい時に、うまく配線できません。
何か回避方法を教えてください。オブジェクトスナップが関係しているかと思い、ON/OFFしてみましたが変化はありませんでした。

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  • お問い合わせいただきありがとうございます。
    回答が大変遅くなり申し訳ございません。

    初めに、配線のティアドロップの件に関しまして、
    こちらはQuadceptの[配線スムージング]の機能となっております。

    こちらの機能は、「DRC/MRC設定」画面の[配線/ビア]の項目にてネットクラス毎に形状を変更したり、
    オン/オフを切り替えたりすることが可能となっておりますが、配線毎に個別に機能のオン/オフを
    切り替えることに関しましては、サポートしていない機能となります。
    ■配線/ビアについて

    それぞれの配線に対し個別に配線スムージング機能のオン/オフを切り替えられる機能につきましては、
    開発とも協議し、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

    現状の対応としましては、上記の設定でご対応いただくか、配線スムージングは配線幅が変わるタイミングで
    自動生成されますので、太い配線から小さい配線を引き出す前に配線幅をあらかじめ細くしておく
    (配線モードで配線をクリックした段階でキーボードの【W】で配線幅を変更)ことでご対応いただけますと幸いです。
    ※下記に画像も添付しておりますのでこちらもご参照くださいませ。

    また、配線スムージングの機能により生成された配線がパッドに接触してもDRCに検出されない件に関しましては、
    こちらの配線部分は自動生成されるものになるため、現状、オンラインDRCでリアルタイムにエラーを検出することは
    難しいのが正直なところとなります。上部メニューバーの【プロジェクト】から【DRC実行】を実施していただければ
    問題無くエラー検出されますので、こちらでご対応いただけますと幸いです。


    次に、配線のコーナーに近い部分から配線を始めようとすると、
    配線のコーナーに引き込まれてしまう件に関しまして、
    こちらは自動の配線引き込み機能によるものになります。
    そのため「オブジェクトスナップ」の有効無効とは切り離された
    自動機能となっております。

    配線引き込みの強弱に関しましては、
    社内協議やユーザー様からのご意見を様々いただいており
    現状の自動引き込みの範囲となっておりますこと、何卒ご理解ご容赦くださいませ。


    ご質問いただいております4、5番ピン間への配線方法としましては、
    太い配線内のコーナー付近では構成点に引き込まれますので、
    コーナーから太い配線内で配線幅を変更して引き出していただき、こちらも上述の方法と同じく、
    キーボードの【W】で配線幅を細く変更していただいた後、4、5番ピン間まで
    配線を引いて左クリックで構成点を作っていただくか、もしくは
    コーナーからもう少し離れた任意の位置から配線を引き出していただき、上記と同じく
    キーボードの【W】で配線幅を細く変更していただいた後、4、5番ピン間まで
    配線を引いて左クリックで構成点を作っていただき、配線を行ってくださいませ。
    ※画像も添付しておりますのでこちらもご参照ください。





    以上、お手数をお掛け致しますが、一度お試しいただけますと幸いです。
    どうぞよろしくお願い致します。
    回答ありがとうございます。
    対応方法、了解しました。
    あとひとつ要望ですが、先ほどとは逆でCN1-9番ピンから、太線に向かって線を引いた場合、
    ぴったり真ん中でクリックしないと配線が接続した事になりません。
    この時こそ真ん中に引き込んでもらいたいものです。
    今は太線の中央にグリッドがちょうど来ている時に、ぴったり真ん中をクリックしないと接続されないのは非常に使い難いです。
    グリッドに乗っていないとCN1-9側からは接続する事が出来ません。
    引き込みの範囲などは一様に決めれないことは、了解しておりますが、引き込まれる範囲を解りやすくしてほしいと思います。
    たとえば、引き込まれる範囲では+字のポインタが引き込み点でロックされるとかがあれば解りやすくストレス無く配線できます。
    ご検討お願いします。

    ご連絡いただきありがとうございます。
    また、ご要望もいただきありがとうございます。

    CN1-9番ピンから、太い配線に配線を引いた場合は中央まで引き込まないと接続されず(ラッツが消えない)
    中央には引き込み動作が起こらいないとのこと、お手数をおかけしております。
    配線同士が接続されているので【DRC】では接続判定されるのですが、ラッツが表示されたままとなっております点は
    弊社でも以前から改善対象として認識しております、ご指摘いただきありがとうございます。
    引き込み動作については、あくまで“構成点”が操作上で「引き込まれる対象ですので
    構成点の存在しない位置にある配線の中央には引き込まれないのが現状です。
    いただきましたご意見も参考に、より一層使い易い機能となりますよう尽力してまいります!

    貴重なご意見をお聞かせいただきありがとうございます!
    待たせいたしました!
    ご指摘の現象を修正したv9.3.8をリリースさせていただきましたのでご報告いたします。
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    リリース日 : 2017/11/29
    バージョン : v9.3.8
    概      要      : 配線作成時の引込み動作を改善しました。
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    お時間あります時にでもお試しいただけますと幸いです。
    今後ともQuadceptをどうそよろしくお願いいたします。
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