文字の回転、反転について

1.文字を単品で回転、反転操作をした際に、座標値が中途半端な値になります。
 おそらく、現在の文字の中心を基準に回転、反転が行われるのかと思いますが
 基準点を基準に回転、反転してほしいです。

2.たとえば、ある回路ブロックの四隅のどこかに単品の文字を置き、それらを選んで
 Rキーで回転させてみてください。
 文字はもちろんのこと、回路ブロックもオフグリッドしてしまいます。
 回転、反転のあり方について、もう少し精査してください。簡単にオフグリッドするべきではありません。

3.文字がどのようにして現在の状態にあるのかわかりません。
 角度はわかりますが。反転については、ただ単に座標の変換と、基準点の位置の変更とをするだけで、
 文字が反転された状態であるとかそういった概念はないのでしょうか?

4.単位をmilにしていると、文字の角度情報が、1/0.0254倍されて表示されてしまう。角度と単位は無関係ですので、
修正してください。

お問い合わせをありがとうございます。

1.2.4.につきまして、
ご指摘をありがとうございます。改善いたします。

3.につきまして、
回路図面上で反転文字をお使いになるということでしょうか?
よろしければ、どのようなケースでお使いになるかお教えいただけましたら幸いです。
反転文字ではありません。単に基準点が向きが変更されることだけを期待して、Mキーを押しただけです。
すると、基準点の座標も変わってしまったので、驚いて報告したまです。
なお、これを質問した理由は、DesignSparkでは、componentの属性で、mirroredというフラグがあるので、
そういう概念があるのかないのかをお聞きしたかったのです。

いままで誤解していましたが、DesignSparkの文字自身には、mirroredはありませんでした。
componentにありました。そこで、それがQuadceptにあるかどうかを見たところ、
現在の角度が表示されていませんね。
別のスレッドでも言いましたが、角度がないだけでなく、現在の拡大率もありません。
図面の中での統一性という面で、チェックしたいときに、こういった情報が分からないと、見た目だけで評価しなければなりません。
詳細な情報をありがとうございます。

反転文字に関しましては、座標は変更せず基準点の向きの変更のみとなるように改善いたします。

角度に関しましては、どのような時にチェックなさいますか?
もちろん情報として表示を行うことは可能ですが、会社の規定などで、角度をチェックするのであれば、
DRCなどでチェックできると便利かと思ったのですが、いかがでしょうか?

また、拡大率に関しましては別のスレッドでご質問いただいているので、そちらで回答させていただきます。
https://forum.4cept.com/questions/67
作成者だけのチェックですが、同じ抵抗でもこっちの部品とあっちの部品なんか感じが違うなあと
なった場合だけです。何がちがうんだろうとみても、分からないのが困るかなあといったレベルです。

今一度の確認ですが、
文字は、
角度と、基準点の向き(=原点位置)で位置情報は構成されているということでよいでしょうか?

部品は、
角度、拡大縮小率、反転情報、で位置情報は構成されているのでしょうか?
というのも、回転、反転だけを見ても、
ノーマル、 m、M、mM
r,rm,rM,rmM
rr,rrm,rrM,rrmM
rrr,rrrm,rrrM,rrrmM
の16種類だけでなく、どうも、rmとmrは異なる形であることから、部品として
どういう情報をもっているのかがよくわかりません。簡単にいうと、
その部品をもう一度同じように再配置できるだけの情報が表示されればよい(というよりされてほしい)です。
言い換えると、表示されている情報をみて、同じ状態なのかどうかが判別できてほしいのです。




ご返信ありがとうございます。以下に回答させていただきます。
文字は、角度、基準点の向き(=原点位置)で構成されています。
部品につきましては、角度と反転情報で構成しております。
角度(0度、90度、180度、270度)の4種類と反転(反転なし、反転あり)の
2種類の組み合わせで、8種類のパターンになります。

rmとmrが異なる形ということですが、
・rmは、90度の反転という属性になります。
・mrは、反転したものに対しての回転となりますので
 (反転していないものから計算すると逆回転)270度の反転となっています。

仕様検討しましたが、YOSHIKAWA様がおっしゃるように、
抵抗で2つの部品が異なる属性を持っていてなんか感じが違うという場合は、
角度や向きで確認できると思いますが、回路図全体で気付かない部品も存在する可能性があるので、
角度や向きで人の目で確認するよりも、DRC(デザインルールチェック)として
回路プロジェクト全体で確認できる方が良いと考えております。

貴社では回路図作成上のルールとしてシンボルの向きが決まっていて、
その通りに書く必要があるというイメージでしょうか?
それとも作成者のこだわりとして見やすくするために
確認したいというイメージでしょうか?

ご確認させてください。

8パタンしかないとはとても思えません。
たとえば、ご説明ではmMは180度回転と同じと思われますが、実際には
微妙に異なります。詳細は添付比較資料を参考にしてください。(少なくとも16種類には変化します)
またDRCでのチェック言ってもどういうのが正しいのかを定義するのはどうするのでしょう?

ご質問には、「作成者のこだわり」との回答になろうかと思います。
添付資料をありがとうございます。

微妙に異なる状況確認しました。大変申し訳ございません。
ピン番号の上下が異なる(茶色の線でつないでいただいている)ものに関しましては統一し、
ピン番号が上につく場合は、常に上に同じように表示されるように修正いたします。

その場合、8種類のパターンになりますが、その場合でもチェックが必要となるでしょうか?
現時点では、実際16種類に変化したことに関して、私の推定は、
角度情報と、水平反転情報、垂直反転情報とを持っていると考えています。(4x2x2=16)
当初はもしかすると、反転コマンドを発行すると新たなシンボルを作図しているのかと思われましたが、回転したり、反転したシンボルから
部品を抽出してもノーマルのシンボルが出力されることから、上記の推定に変わりました。
内部的に、そういう情報をもっているのであれば、見た目に関わらず、表示されてほしいです。
またDRCでチェックできる機能についても賛成です。この場合、どういうのを禁止にするかは
ユーザー側で設定できるべきかと思います。どの部品でもというのではなく、もしかすると、ボリューム抵抗の場合は
どうとか、ICの場合はどうとかという設定が必要になるかも知れません。

たとえばですが、オブジェクトウィンドウの部品の欄に、角度情報と、水平反転情報、垂直反転情報を表示させることは可能でしょうか?
ここを横並びに見れば他と様子が異なる部品は一目瞭然です。

ご返信ありがとうございます。

現状ですが、垂直反転情報はもっていません。角度情報と反転情報のみとなります。
ピンの垂直回転時の基準点の向き(=原点位置)変更にて不具合がある為、現在の状況になっております。
申し訳ございません。
修正を行なうことで、8種類のパターンのみとなります。

確認したい用途や状況につきましてもよくわかりました。ありがとうございます。
チェック方法や表示方法につきましてご意見参考にさせていただき、開発と協議いたします。
言っておられる意味がよくわかりませんでした。というのも、垂直の反転情報をもっていないにも関わらず、
16種類に変化する理由がです。つまり、ノーマルのシンボルと、回転、反転情報だけを保持しているという
モデルで考えていたからです。
そこで変化させたものから部品を抽出して、その部品が正常なものばかりでなく、
反転したものも抽出されたそれらの結果から総合的に判断した結果、以下のことが分かりました。
1.垂直反転情報は、持っていない。
2.ノーマルのシンボルは保持していない。保持しているのは、回転、反転操作した現在のシンボルだけ
3.回転したとき、回転情報だけが更新される。
4.垂直反転したときは、回転、反転情報ともに、操作しない。(垂直反転は後から追加した仕様で、反映し忘れとか)
5.水平反転したときは、下記の操作を行う。 (要するに、反転+回転という手順に変換して保持する)
 もし回転情報が0,180の場合は、回転情報は操作せず、反転情報を反転する。
 もし回転情報が、90,270の場合は、回転情報を、+180度し、反転情報を反転する。
6.部品抽出の際は、回転情報が0になるように回転したうえで、反転情報が1の場合は左右反転する。

新しい仕様では、少なとも以下はよろしくお願いします。
A.左右反転は横向いた(90,270度の)ピン番号の文字の原点位置を修正しない。(位置は修正していい)
 上下反転は縦向いた(0,180度の)ピン番号の文字の原点位置を修正しない。(位置は修正していい)
B.どんな状態から部品を抽出してもノーマルのシンボルが抽出されること。
追加です。
C.どんな回転反転状態の部品を部品更新してもその回転反転状態は変化しないこと。
(たとえば、上下反転した部品を部品更新すると、上下反転が解けてしまいます。幸いネットはキープされます)
詳細までご検討をありがとうございます。

まず、現状の動きについて説明させていただきます。
Quadceptでは配置部品内部に「角度」と「水平反転(左右反転)」情報をもっております。
4でご指摘いただいていますように、「垂直反転(上下反転)」が後から追加された機能となっておりますため、
「垂直反転」の場合は、「角度」情報を+180度し「水平反転(左右反転)」情報を反転する動きになっております。

次に、なぜ16パターンになっているかにつきましてですが、
現在は反転時にピン(ピン番号原点位置)が調整できていない箇所がございました。
以前、Hiroshi_YOSHIKAWA様に添付いただいたファイルで茶色の線で結んでいただいたものです。
これらをどのような手順で、回転、反転(左右反転、上下反転)いただいても同じシンボルになるように修正するので、
8パターンになるとお伝えしました。

そして、最後にご要望につきましてコメントさせていただきます。
A.かしこまりました。このあたりが問題となって、16パターンに増えておりました。申し訳ございません。
B.回転、反転状態にかかわらず、0度、反転なしのシンボルを抽出するようにいたします。
C.部品更新の場合に回転、反転状態は変化しないようにいたします。
   (上下反転状態が外れてしまう旨、ご指摘ありがとうございます。修正いたします。)
ご指摘いただきましたA,B,Cの問題点につきまして、改善いたしました。
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リリース日:2013/08/23

バージョン:v5.2.1
概    要: 部品上下反転時ピン番号の位置が変わってしまう問題を改善しました。
                  部品抽出時、部品が回転反転後の状態でも正常に抽出できるように改善しました。
                  部品更新時に部品角度が維持されない問題を改善しました。
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