ICソケットについて

ICソケットにICを挿して実装する場合のコンポーネントの作成方法(データの作り方?)について教えてください。

ICソケットにICを挿す場合は、BomListにICソケットとICの2つの部品を表示させる必要があります。
また、PCBにおいても部品座標出力で同じ座標に2つの部品が出力されるのが正しい?のか解りませんが
2つの部品が出力されるべきかなと考えております。

ICソケット+ICを使用する場合の上記2つのリストに2種類の部品を出力するための方法があれば教えてください。

お問い合わせいただきありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございません。

ICソケットにICを挿して実装する部品を使用しての設計についてですが
この場合、rimukichi様のおっしゃるように、BomListには“ICソケット”と“IC”の両方を載せておく必要がございます。
しかしながら、回路図・PCBで設計を行う上では、“ICソケット”と“IC”を別々の部品として作成して配置するのではなく、
「ICソケットと挿しこむICをまとめ、1つの部品として作成」して使用していただくことを推奨しております。
※別々である場合、PCB上で同座標に配置するとDRC/MRCでエラーとなります。
  回路図で必要なのはICの情報であり、PCBで必要なのはソケットのフットプリントとなり、設計内容に差分が発生し、
  部品の情報として「部品高さ」は“ICソケット+IC”としたものが必要となるため、まとめておく方が扱いやすくなります。

上記を実現する方法としては、【部品登録】に際してのポイントとしては、
 1. 登録の部品名・・・「IC型番_ソケット型番」のようにソケットとまとめていることがわかるようにします。
※IC型番のみでは、ソケットを使用しない場合との区別がつかないためです。
 2. シンボル・・・通常のICと同じ
 3. フットプリント・・・ソケットのフットプリントを登録
※実際に基板にハンダ付けされるのはソケットであるため穴径などはソケットに合わす必要があります。
 4. 属性項目・・・属性項目に「ソケット」などを加え、ソケット型番を記載しておく
※【部品表】を出力する際に、出力項目に上記の「ソケット」を選択しておくことで、部品表にソケットの型番も項目として出力します。
■属性追加について

※上記内容について添付画像も参考にしていただけますと幸いです。

上記のように作成された部品を使用して設計を行い、【部品表】については【部品表設定】にて、
「属性」項目に「ソケット:型番」を出力するよう設定します。
■部品表について

【部品表出力】でExcelに.csv出力すると、出力された項目として「ソケット:型番」も記載されておりますが
わかりにくい場合は、Excel上にて行を追加して、ICとセットであることがわかるように編集してくださいませ。
※添付資料もご参照くださいませ。

PCBの【部品座標出力】では、「ソケットとICをひとつにまとめた部品」の座標が出力されますので
こちらの内容でご対応いただくことになります。

以上が現状のQuadceptでのご対応方法となっております。
お手数をおかけして恐縮ですが、一度お試しいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
内容理解しました。
その運用方法で進めます。
ありがとうございました。
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