BGA領域の動的ベタについて

BGA部のみクリアランス設定を変更することで、
BGAのピン間にもベタパターンが走るようにしたいと思ってます。

対象領域についてデザインルール領域を設定
    ↓
DRC/MRC設定で、
  クリアランス 0.1mm
     配線(幅)    0.1mm
として動的ベタを発生させてますが、BGAの端子間にパターンが通りません。

  BGAのピンピッチ 0.8mm
               パッドサイズ Φ0.45mm
     ですので、  0.45+0.1+0.1+0.1 = 0.75mmとなり、
  パターンを通しても設計基準は満たされると考えています。

  BGA部が円のくり抜きになるため、
  CAD上でうまく再現できず、上記のクリアランスをクリアできないのでしょうか?
  それとも、上記の "配線"以外に、動的ベタの最小発生幅が決められていますでしょうか?

  BGA部に動的ベタを貼っている際のキャプチャ画像を添付します。

ご確認お願いします。

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  • お問い合わせいただきありがとうございます。

    BGAのパッド間に動的ベタを配置する方法についてですが、
    今回の場合、DRC/MRC設定で[ベタ]と[SMD]のクリアランスの値と
    ベタの[外形線幅]と[塗りつぶし線幅]の値を変更することで
    パッド間への動的ベタの配置が可能になります。

    具体的な手順としましては、
    まず、DRC/MRC設定画面を開いていただき(【各種設定】→【DRC/MRC設定】)、
    [クリアランス]の[詳細設定]タブにございます
    [ベタ]と[SMD]の交わるボックスの値を0.1mmにご設定くださいませ。
    ※astro_pll_mb1500様は既にベタとパッドのクリアランスを
     0.1mmにご設定いただいているとのことですが、
     念のため、ご確認いただけますと幸いです。
     
    次に、配置した動的ベタをダブルクリックしていただき、
    表示されます[ベタ]ウィンドウで[外形線幅]と[塗りつぶし線幅]の値を
    それぞれ0.1mmにご設定ください。
    この設定により動的ベタ配置時のベタ作成の線幅が0.1mmとなり、
    BGAの端子間にベタを配置することが可能になるかと思います。


    その後、[ベタ]ウィンドウで[ベタ更新]をクリックし、
    ベタ更新していただくことで、
    パッド間に動的ベタが配置されるかと思います。

    以上、お手数ですが一度お試しくださいませ。
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