• 54837
  • 26/07/21 12:15:44

動的ベタの配線時の挙動について

動的ベタ機能について確認したいことがあります。 
AGNDの動的ベタを配置した状態で、別ネット(例:A-12V)の配線を行おうとすると、ベタが障害物として扱われ、配線をベタ内へ進めることができません。 
配線完了後にベタが再生成されることは理解していますが、配線中は一時的にベタを無視して配線するような設定や機能はありますでしょうか。 

また、ベタのカットアウトを追加すると、形状がベタ側に所属してしまい、ベタを移動・削除するとそれに付随してしまっています。希望としては、ベタに属さない個別の形状としてカットアウトを配置したいのですが、その方法はありますでしょうか。

現状では、配線のたびにベタを移動・退避させる必要があり、動的ベタのメリットが限定的に感じられています。
動的ベタ・カットアウトについて、設定方法があるのか、あるいは現状の仕様なのかをご教示いただけますと幸いです。
お問い合わせいただきありがとうございます。
以下にご質問について回答を記載してまいりますのでご確認くださいませ。

>動的ベタと配線について
動的ベタ配置した後に異ネットの配線を行う場合、異ネットとしてクリアランス違反が検出され配線できない状況は
『オンラインDRC:ON』の設定、および『押し付け配線:有効』にて制御されている状態となります。

『オンラインDRC』は“ON / OFF / 無効”の三段階に設定し動作を制御しており、
『オンラインDRC:ON』の状態は「クリアランス違反を検出して確定は不可」となりますので、
ベタ配置後の配線編集や修正などの場合には、『オンラインDRC:OFF』とするなどしていただき、
「クリアランス違反の状態は確認できるが編集を確定できる」という状態としてくださいませ。

◆オンラインDRC

また、異ネットのベタ内に配線が入れないという状況は、『押し付け配線:有効』にて
異ネットオブジェクトに対しクリアランス設定以上に近寄れない(入り込めない)制御となりますので、
『押し付け配線:無効』とすることでご対応くださいませ。

◆押し付け配線/ならい配線


>ベタとカットアウトについて
現状の動作としまして「カットアウト」は「ベタ」や「塗り図形」など
カットアウトした対象のオブジェクトに帰属しており、「カットアウト」単独での配置はサポートしておりません。

そのため、カットアウトした対象のオブジェクトを移動や削除すると
カットアウトも同様に移動や削除される動作となっております。

54837 様のご意向にそうような回答とならず申し訳ございません。

現状のデータ構造では難しいのが正直なところとなりますので
大きくデータ構造の改革などを行う際には
「カットアウト」の単独配置なども対応課題として議題にあげ検討してまいりたいと思います。

貴重なお声をいただきありがとうございます!


どうぞよろしくお願いいたします。
  • 54837
  • 26/07/21 15:46:45
ご回答いただきありがとうございます。

前半の項目について、承知いたしました。
変更したら操作できるようになりました。

後半について
ぜひご検討いただければと思います。
個人的にはネットを指定したカットアウト領域を独立で配置できると、
設計の自由度が上がると感じております。
ご連絡をいただきありがとうございます。
社内で確認しておりましたところ、ご要望に対応できる設定がございました。

「カットアウト」ではないのですが「配線禁止領域」を配置していただき、
『ベタのみ禁止対象とする』にチェックを入れることで
ベタとは独立して配置場所/領域においてベタの配置を禁止する設定が可能となります。
※Keepout(Route)層に配置した禁止領域が「配線禁止領域」となります。

◆各種禁止領域の入力
※禁止領域を【ダブルクリック】などで開いたダイアログや
 禁止領域を選択した状態での「プロパティ」ウィンドウから設定が可能です。

動作としてはカットアウトを独立して配置した状態と同じ状況となりますので、一度お試しいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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