部品の更新

回路図において、シンボルや属性の変更しても更新出来ない時があります。
手順は不明ですが保存後再起動で変更が対応している様な気もし、
あたかもキャッシュ処理に問題有るような感じです。
今は部品名を変えての保存で対応しておりますが部品が増えて煩雑になっており何とかしたいところです。

お問い合わせいただき誠にありがとうございます。
ご想像されているようにライブラリキャッシュの機能が影響しております。

ライブラリキャッシュの機能の一つに、回路図上に既に配置した事がある部品は、一番初めに配置した時と同じ状態で配置する動作がございます。この動作の影響で、一度配置した事がある部品を部品編集し改めて配置しようとすると同じ部品と判断され、一番初めに配置した時の状態になってしまいます。
同じ部品と判断される基準に関しては、IDを基準にしています。
そのため編集だけではIDが変わらないので同じ部品と判断されてしまいます。
ただ、編集時に別名保存するとIDが変わるため別部品と判断されるので、編集後の部品としては配置出来る動作となります。

回避策としては、設定でライブラリキャッシュの機能をOFFにする方法がございます。
手順はオンラインマニュアルの下記のページにございます。
この設定の切り替えにより、データベースの部品を編集して再度配置する際は、編集後の部品を配置する事が可能になります。

ただし、ライブラリキャッシュをオフにした弊害としましては、プロジェクト内に部品情報が残らないので、
別の人にプロジェクトを渡した際、受け取った人のPCで部品更新を行うと、
プロジェクトデータの中にライブラリキャッシュの情報が無いので更新先が無い状況になります。
最悪のケースだと、設計画面上に配置されている部品と同じIDの部品を手元で持っていた場合は、 
それに置き換わってしまいますのでご注意くださいませ。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
以上、よろしくお願いいたします。
見かけ上、部品の編集は可能で保存も出来ますが、実際には更新されなくて混乱の極みです。
キャッシュやIDが自動で更新される方法は出来ないでしょうか?
一般的に部品の更新はよくやる作業ですが、その度に名称変更するイメージは無いです。
さっそくのご返信誠にありがとうございます。
誠に申し訳ございません。キャッシュやIDが自動で更新される機能は無い状況です。
ただ、手動でライブラリキャッシュのデータをデータベースの内容に合わせる機能はございます。

自動で更新する機能が無い理由としましては、古いプロジェクトデータを開いた際に、自動でキャッシュやIDが更新されてしまうと、
設計した当時と同じ状況が維持できなくなってしまう事を回避するためになります。

ですので、お手数おかけいたしますが、部品編集を行われた際は、下記の操作を行った後、
データベースから部品を配置いただいたり、部品更新いただけますようお願いいたします。

あと、local-dbとLibraryCacheの優先度が解るページもございますので合わせてご案内いたします。

大変お忙しいとは思いますが、ご確認いただけましたら幸いです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
再度申し上げしますが、今まで他のCADでキャッシュを意識したことは無いです。
是非改善してほしいです。
さっそくのご返信誠にありがとうございます。
頂きました機能改修のリクエストに関しては、機能開発の際の仕様検討に、役立たせていただきます。
貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。

ただ、現状の対応出来る回避策としましては、下記のページにある手順でライブラリキャッシュの機能を
切っていただく事で、ライブラリキャッシュを気にすることなく設計いただく事が可能です。
一度、ご検討いただけますと幸いです。

今後とも、Quadceptをよろしくお願いいたします。
提案ありがとうございます。
キャッシュをOFFした場合の弊害についての情報有りましたが、
複数のメンバーで共有しての部品の運用が基本で
プロジェクトも複数で作業を行いたいです。
さっそくのご返信誠にありがとうございます。

ライブラリキャッシュの設定をOFFにする運用が難しいとの事ですと、
お手数おかけいたしますが、回避策としまして、
部品編集を行われた際は、下記の操作を行い、ライブラリキャッシュを更新いただき、
データベースから部品を配置いただく方法でご対応いただけますようお願いいたします。

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
違う問題かもしれませんが、
良くやることとして、回路図で部品の属性の変更したとき
そのプロジェクトは変更されますが、ライブラリー自体は変わっていないです。
そこも更新する方法は無いでしょうか?
誤字脱字の修正、仕様情報追加は引き継いでほしいです。

お問い合わせいただきありがとうございます。

回路図上での部品に対する変更は、実施された回路図上でのみの変更でありライブラリとは別になります。

部品やシンボル、フットプリントのデータはライブラリが親となりますので
誤字脱字の修正や仕様情報追加など、今後使用する時も同じ内容となる部品の編集は
ライブラリ(データベース)を開いて編集を行ってくださいませ。

◆開く

元となるライブラリを編集いただきましたら、回路図上に配置されている部品に対して
【部品更新】を行っていただくことで回路図上の部品が更新され、ライブラリでの編集内容が反映されます。

◆部品更新(回路図)
※部品更新の実行時に『参照ライブラリ:データベース』を選択することで
 ライブラリキャッシュの情報ではなく、データベースを参照して更新することが可能です。

どうぞよろしくお願いいたします。


追伸.
補足情報となりますが、ライブラリキャッシュはプロジェクト内に保存される一時的なライブラリですので
今後も使用する際に引き続き同じ内容となる情報の編集はデータベースのライブラリにて行ってくださいませ。

◆ライブラリキャッシュについて
※ライブラリキャッシュには
 設計シート上に配置されている部品/シンボル/フットプリントの情報が格納されます。
※回路図上の部品が【部品更新】にて『参照ライブラリ:データベース』の情報に更新されましたら
 ライブラリキャッシュ内の情報も同じく更新されます。

ここで話が戻るのですが、
ライブラリーで更新しても変更されない場合が有るのが問題としております。
別名で保存して対応しておりますが、かなり面倒です。
回路図上の部品において
【部品更新】で『参照ライブラリ:データベース』に設定し、
編集を行われた部品が保存されているデータベースを指定しても
回路図上の部品が更新されないとのこと、承知いたしました。

ライブラリで編集された内容はどのような内容になりますでしょうか。

部品の属性タブにある「属性」「値」やピンタブにある“「ピン番号」以外”の情報については
【部品更新】の『オブジェクト:属性』にて更新されます。

(属性タブ内の上部にある「ゲート番号を非表示にする」「Referenceを更新対象外にする」
 「機構部品に指定する(ネットリスト対象外)」「非実装部品に指定する」「部品表出力の対象外にする」
 は回路図上の設定を優先するため更新されません。)

>ライブラリーで更新しても変更されない場合が有る
という状況について、対象となる変更の内容や設定、操作手順などについて
もう少し詳しく具体的にご教授いただきたくお願い申し上げます。

また、現象について t-konno 様のお手元で発生しているデータがございましたら
サポートアドレスまでお送りいただきたくお願いいたします。

対象となる部品/シンボルをデータベースから出力していただいたデータ(.qcom)、
及び【部品更新】にて現象が発生している回路図のプロジェクトファイル(.qproj)をいただけますと幸いです。

◆Quadceptファイルの出力

・サポートアドレス
support@quadcept.com

※もちろん設計データは機密情報ですので
 本件の調査以外には使用しませんのでご安心くださいませ。

※回路設計されているデータでなくとも、ご指摘の現象を再現できる状態であれば
 対象の部品のみが配置されているだけの回路図シートでも構いません。

お手数ではございますが、上記についてご確認いただきご対応いただけますと幸いです。
ご指摘の現象について状況の調査確認に尽力いたしますのでご検討くださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。
1.現状有るプロジェクトを別名で保存する。
2.そこにある回路図を名称変更し保存。
3.中にある部品を選択し部品編集し保存。
4.回路図で編集した部品を更新。
 結果は更新されていません。
3.で部品を別名で保存し交換ばOKです。
新規の部品だと更新出来る場合もあります。

以上です。

ご連絡をいただきありがとうございます。

1. 2. については特に問題ないかと思います。

>3.中にある部品を選択し部品編集し保存。
につきまして、実行されている操作をもう少し詳しくご教示くださいませ。

こちらは上部メニュー【ファイル】→【開く】→【部品】を開き、
「開く」ダイアログから回路図上に配置した部品を選択し「部品」シートを開いて
『属性』を編集して【保存】を行ったということであってますでしょうか。

※上記の操作の他にも、回路図上の部品を【ダブルクリック】で開き
 「部品」ダイアログ内の左上部にあるファイル名から最上段の部品名を【右クリック】し【編集】を選択すると
 「データベース選択」ダイアログが開き、
 部品の存在するデータベース“local-db”“master-db”“Library Cache”から、
 どのデータベースの部品データを開くかを選択することができます。
 こちらですと、選択したデータベース内において確実に対象部品と同じ部品を開くことが可能です。

上記のようにライブラリを開いての編集であっておりましたら、
編集を行われた『属性』について具体的にご教示いただきたくお願い申し上げます。

また、貴社では“master-db”は使用されておりますでしょうか。
その場合、先の回答にありますように“master-db”が“local-db”より優先されますので
どちらにも同部品が格納されているのであれば、“master-db”にて編集されておりますでしょうか。

※【部品更新】の際に『参照ライブラリ:データベース』にて“local-db”か“master-db”を選択も可能です。
 “全て”を選択していると“master-db”が優先されます。

>4.回路図で編集した部品を更新。
こちらについては、回路図上で対象の部品を選択し【右クリック】→【更新・交換】→【部品更新】を選択し
(上部メニュー【プロジェクト】→【部品更新】でも同じです。)
「部品更新」ダイアログを開いて、更新を実行される際の各設定について
画面キャプチャなどでも構いませんのでご教示くださいませ。


いただいております情報からだけでは状況を把握することが難しく、
お手数をおかけして恐縮ではございますが、上記ご確認いただきご教示いただけますようお願い申し上げます。

また、現在 t-konno 様のお手元では現象を再現させることができるデータはないという状態でしょうか。
現象が再現できますと調査確認を進めやすいかと思いますので
こちらにつきましてもご教示いただけますと幸いです。


お願いばかりとなり申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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