• 57120
  • 25/11/26 19:56:12

master-dbを有効にした際の影響について

お世話になります。
master-dbを有効にした際、初期環境設定がlocal-db:DefaultSetting・・・からmater-db:DefaultSetting・・・に変化しました。
そこで以下についてご質問させてください。
1. master-db有効時に初期環境設定の自動変更が行われないケースはあるか。
2. master-db有効時に初期環境設定以外の項目に自動で設定が変わるものがあるか。

よろしくお願いします。
お問い合わせいただきありがとうございます。
いただいておりますご質問について以下に回答を記載してまいります。

>1.
master-db 有効時に初期環境設定が自動変更されたのは参照の優先順によるものとなります。

local-db と master-db では参照の優先順位があり、mster-db が優先される動作となっております。
そのため、初期環境設定に指定されている local-db の設定ファイルと
同一IDの設定ファイルが master-db に存在している場合、master-db が優先参照された状況です。

master-db 有効時でも初期環境設定に指定されているlocal-dbの設定ファイルのIDと
同一IDの設定ファイルが master-db に存在しなければ自動変更は行われません。

◆local-db / master-db / Library Cache使用時における参照の優先順位について

また、master-db に local-db の設定ファイルと同じ内容で設定ファイルを格納しておきたいということであれば
【データベース間コピー】にて、local-db から master-db にコピーしていただくことが可能です。

◆データベース間コピー


>2.
参照の優先順がありますので、同一IDのファイルが存在していれば
設定の項目では他に「プロジェクト」の『図面枠』にある“既定の図面枠”の参照先も対象となります。

◆図面枠(プロジェクト設定)

その他としましては設定ではありませんが、
設計シートにおいて【部品交換】や【フットプリント更新】【フットプリント交換】なども
参照先の優先が適用されますのでご留意くださいませ。
(実行時にmaster-dbに同一IDのオブジェクトが存在していると優先するメッセージが表示されます。)


どうぞよろしくお願いいたします。

  • 57120
  • 25/11/27 19:47:26
早速のご回答をありがとうございます。
目的としては、複数人で共通した設定を利用することです。
master-dbを有効にした際に自動で共通設定に置き換われば理想と考えておりましたが
このような場合は初期環境設定オブジェクトのIDがlocalとmasterで異なってしまうものなのでしょうか?
そのほかにも設定の共通化に良い方法がございましたらご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いします
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