部品座標出力について

Bottom層の部品座標ですが、Top側から見た座標ではなく、Bottom層側から見た座標を出力することはできますか?

お問い合わせいただきありがとうございます。

現状のQuadceptではBottom層側から見た(半田面視)座標を出力する機能はサポートしていない状況です。
通常、基板製造の依頼を出す際には、実装面を記載してTop層側からの座標を示した「部品座標」テキストを出力し
(現在Quadceptから出力している部品座標テキストはこれになります。)
それを実装会社様が実装機のプログラムにてBottom層の部品については、座標を変換して実装を行っております。

回避策となりますが、現状のQuadceptでBottom層側から見た(半田面視)座標を出力する方法としては
 1. 設計を行ったPCBデータ全体を選択状態にする。
 2. 【右クリック】→【移動・回転・反転】→【反転】(キーボード【M】押下でショートカット)を実行。
 3. 『原点』位置は変わっていませんので、上部メニュー【作図】→【原点移動】にて
  『原点』を、部品面視の時の原点位置と、Y軸を中心に【反転】し半田面視となった原点位置が合うように
  移動させてください。
  (例:四角の基板外形で左下が原点で設定をした場合
     部品面視:左下原点  半田面視:右下原点  となるよう【原点移動】となります。)

以上お手数をおかけいたしますが、一度お試しいただけますと幸いです。

現状のQudceptで行う【反転】は原点位置に関わらず、あくまで対象の実装面を入れ替え裏返す動作ですが
原点位置を含め、設計をされた基板そのものを反転させる機能もあると便利に使えるかと思いますので
開発とも協議して今後の対応を検討してみたいと思います。

以上取り急ぎではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
お待たせいたしました!
v10.4.0をリリースにて、ご要望いただいた機能を実装しましたので、ご報告いたします。

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リリース日 : 2021年1月14日
バージョン : v10.4.0
概 要 :基板の反転表示/出力機能を追加しました。
   これにより半田面視での設計やデータ出力(部品座標出力含む)が可能になりました。
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◆バージョンv10.4.0:https://blog.quadcept.com/ja/quadcept-10-4-0-released/

お手数をおかけしますが、アップデートを行っていただけますと幸いです。
◆アップデート方法:https://www.quadcept.com/ja/manual/before_using/post-7

今後ともQuadceptをどうそよろしくお願いいたします。
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