フットプリントにベタカットデータを登録することができますか?

質問です。
PCB用フットプリントを作成・登録する場合、あらかじめ一定の領域内に動的ベタのカット領域を
設定して部品登録を行いたいと考えています。
 
たとえば、
①ディスクリートの電解コンデンサの部品直下へのベタを禁止にしておきたい。
②大きめのチップ抵抗などのパッド間にベタを入れたくないので、
 予めパッドの周囲やパッドの間にベタが入らないようにカットデータを
 設けておきたい。
の2点です。
実験で、禁止領域を設けてみましたら、ベタはカットされたのですが、DRCでは
引き出したパターンが禁止領域にかかっているというエラーが出てしまいます。
なにかよい方法はありましたら教えてください。

お問い合わせいただきありがとうございます。

フットプリント作成時点でのカットアウト配置についてですが、カットアウトは
“ベタ”及び“Electric層の塗り図形”がある領域に対して
配置できるオブジェクトになりますので、何も配置されていない状態ですと
“カットアウト”オブジェクトを設定しておくことはできない仕様となっております。

フットプリントに①②のような都合がある場合、pcb-design様のおっしゃるように
【禁止領域】を設定していただくことになります。
この場合、お試しいただいた時のようにパターンが含まれているとエラーが出るのであれば
【禁止領域】の「許可ネット」に該当のネットを設定していただくか、
(↑この場合は同ネットを持つベタは禁止領域内に入ってきます。)
■禁止領域について
https://www.quadcept.com/ja/manual/pcb/post-89

禁止領域としてベタの侵入を禁止し、【DRC】の結果にてエラー内容を確認し『対応状況』を
【承認済み】にすることでご対応いただけますと幸いです。
■PCB検証(エラー修正)について
https://www.quadcept.com/ja/manual/pcb/post-23

お手数をおかけして恐縮ですが、一度お試しいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご回答、ありがとうございます。

やっぱり、対応策として、

①【禁止領域】の「許可ネット」に該当のネットを設定していただく

禁止領域としてベタの侵入を禁止し、【DRC】の結果にてエラー内容を確認し『対応状況』を【承認済み】にする

の2種類しかないですよねぇ。

その場合、対象チップ部品が数点なら問題がないのですが、すべてのチップ部品に関して、チップのパッド間にベタを設けない

設定にしたいので、チップ点数が何百となってくると、すごく労力がかかってしまいます。

もっといい方法がないか、いろいろな手法を用いて、模索してみたいと思います。

ほかに何か良い方法があればまた、教えていただけると幸いです。

ご連絡いただきありがとうございます。
現状のQuadcept では先述の2種類での対応となっており、
pcb-design様のご希望に沿うような回答をお伝えすることができず申し訳ございません。
たしかにおっしゃるようにDRCエラー結果が数百点などになった場合、
多くの労力を割いていただく事になると思いますので、開発とも協議させていただき今後の対応を検討してまいたいと思います。
ベタの処理に大きく影響する部分でもありますので、お時間いただくことになるかと思いますが
何卒ご理解ご容赦いただけますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

かしこまりました。

今後に期待したいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


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