- Quadcept Support
- 24/07/16 13:08:02
お問い合わせいただきありがとうございます。
バックドリルのビアですが、専用の設定や機能はサポートしておりません。
50936 様のご意向にそうような回答とならず申し訳ございません。
現状で対応する方法としましては、
以下のどちらかの方法にてご対応いただけますと幸いです。
・通常のビア配置でバックドリルは製造指示
通常のビアを配置して、製造指示として
何層までサイズいくつでバックドリルを行ってほしいか基板製造として依頼する。
どのビアがバックドリルが必要なビアであるかは
ドリル径を小数点以下をひとつ増やすなど、
明示的にわかるようしてツール分けし、製造指示を行い易くしておきます。
※ドリル径:0.6 を ドリル径:0.61 とするなど
※何層までバックドリルするかの条件が複数あれば
さらに数値を変えてツールを分けて指示にてご対応ください。
また、DRCについては『異ネットクリアランス』にて
層毎に設定を作成することが可能ですので、
バックドリルの対象となる層については
通常より大きくクリアランス設定するなどでご対応くださいませ。
◆異ネットクリアランス(DRC)
◆層の設定(DRC)
・貫通ビアと非貫通ビアを重ねて配置し製造指示
通常のビアを配置していただき、
ドリル径の異なる(大きなドリル)非貫通のビアを重ねて配置して、
製造指示として大きなドリルについてはバックドリルであることを伝え
めっきなし加工となるように依頼する。
この場合、ビアを重ねて配置するので
「DRC:同ネットクリアランス」「DRC:ドリル重複」などが検出されますので
エラー箇所を確認して、「エラー一覧」にて『対応状況:承認済み』とするなどで
ご対応いただけますと幸いです。
※配置時にも『オンラインDRC』で検出されますので
『オンラインDRC:OFF/無効』にして配置するなどご対応ください。
◆配線/ビア(「開始層」「終了層」で非貫通ビアを設定)
◆同ネットクリアランス
◆DRCエラー:クリアランス
◆DRCエラー:浮きビア/スタブビア/ドリル重複
◆オンラインDRC
お手数ではございますが、上記についてご確認いただき
一度お試しいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。