- Quadcept Support
- 24/06/05 13:10:00
お問い合わせいただきありがとうございます。
【塗り輪郭を静的ベタに変換】の注意点にある
“「静的ベタ」に変換することで、「動的ベタ」の接続オブジェクトであるサーマルは消えるのでご注意ください”
という内容についてですが、
「動的ベタ」は異ネットに対しては自動的にクリアラスを確保し、
同ネットに対しては『動的ベタ接続』の設定に従って、自動的に接続を確保します。
この「動的ベタ」の時に同ネットに対して『動的ベタ接続』に従って行われる接続で発生する
『サーマル』についての注意となります。
『サーマル』は「動的ベタ」の一部ではありますが、
「動的ベタ」の輪郭には含まれていないオブジェクトとなっております。
また、「動的ベタ」では上記のように『サーマル』が発生しますが、
「静的ベタ」には『サーマル』は存在しないオブジェクトとなります。
そのため、「動的ベタ」に対して【塗り輪郭を静的ベタに変換】を実施して
動的ベタの輪郭のまま「静的ベタ」へと変換が行われると『サーマル』はなくなりますので、
『サーマル』で同ネットへの接続が行われていた箇所は未配線となる場合があるための注意となります。
◆ベタの種類
上記についてご確認いただけますと幸いです。