属性欄の項目(HeightTop,HeightBottom)について

部品属性ページにある以下の2点について、どのような機能なのか教えて下さい。
・MaxHeightTop
・MaxHeightBottom
お問い合わせいただきありがとうございます。

部品の属性にある「MaxHeightTop」「MaxHeightBottom」は『部品のTop層の高さ』『部品のBottom層の高さ』を
部品領域に対して設定する項目となります。

◆番外:その他属性設定

フットプリントに配置された部品領域に設定された高さより優先されますので、
同じフットプリント形状を持つ高さ違いの部品などの場合に設定していただくと便利に活用できます。

どうぞよろしくお願いいたします。

ご回答、ありがとうございます。
・この項目は、3D描画の時に使用されるという認識でよろしいでしょうか。

・『部品のTop層の高さ』『部品のBottom層の高さ』とは、Top層に配置した場合の高さ、Bottom層に配置した場合の高さということでしょうか?

Top:5.00
Bottom:5.00
いづれもチェックあり
・上記のような設定にした場合、何か問題はありますでしょうか?
・マイナスで値が保存出来てしまいますが、マイナスの値はどのように使用するのでしょうか?
ご確認いただきありがとうございます。

>・この項目は、3D描画の時に使用されるという認識でよろしいでしょうか。
3D描画や出力、部品の高さ制限のチェックなどに使用されます。

>『部品のTop層の高さ』『部品のBottom層の高さ』とは、
>Top層に配置した場合の高さ、Bottom層に配置した場合の高さということでしょうか?
PCBシート上に部品(フットプリント)を配置した時の層ではなく、
フットプリントが持つ部品領域の層となります。

◆部品領域及び高さの設定について

フットプリントのTop層に存在している部品領域の高さが「MaxHeightTop」
フットプリントのBottom層に存在している部品領域の高さが「MaxHeightBottom」となります。

そのため、PCBに配置する際に反転して配置すれば
フットプリントのTop層に存在する部品領域はBottomに配置されますので
「MaxHeightTop」の高さを持つ部品領域はBottomにあるということになります。

>Top:5.00
>Bottom:5.00
>いづれもチェックあり

>・上記のような設定にした場合、何か問題はありますでしょうか?
上記の設定の場合、その部品はTopの部品領域にも、Bottomの部品領域にも「5.00」の高さを持つ部品になります。

表面実装部品の場合、SMDパッドで基本的にTopにのみ部品領域がありますので特に問題はありません。
しかしながら、Dip部品の場合、ThroughパッドにはBottomに部品領域が発生しますので
Top,Bottom(Throughパッド部分のみ)の両方に5.00の高さが発生します。

・マイナスで値が保存出来てしまいますが、マイナスの値はどのように使用するのでしょうか?
マイナス数値を高さに設定することはありませんので使用することはありません。
現状入力できてしまいますが、制御するなど対応を検討したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
表面実装部品の場合、SMDパッドで基本的にTopにのみ部品領域がありますので特に問題はありません。
⇒SMD部品の場合、Bottomに値をいれると問題になるのでは?
 部品属性欄のMountTypeでSMDを選択すると、bottomの値は無理されるということでしょうか?

これらの使用方法としては、以下の認識で合っていますでしょうか?
SMD部品の設定
・Top層記入あり(チェックあり)
・Bottom記入なし(チェックなし)※注意

Dip部品の設定
・Top層記入あり(チェックあり)
・Bottom記入あり(チェックあり)

マイナス値の制限について、引き続き対応よろしくお願いします。

ご連絡をいただきありがとうございます

>⇒SMD部品の場合、Bottomに値をいれると問題になるのでは?
> 部品属性欄のMountTypeでSMDを選択すると、bottomの値は無理されるということでしょうか?

部品の「属性」欄にある『MountType』は単なる部品の持つ内部的な情報ですので関係なく、
形状として“フットプリント”データの持つ【部品領域】に対して、
高さ情報を定義するのが「MaxHeightTop」「MaxHeightBottom」になります。

「MaxHeightTop」は、“フットプリント”データのTop層に配置されている【部品領域】に高さを定義します。
「MaxHeightBottom」は、“フットプリント”データのBottom層に配置されている【部品領域】に高さを定義します。

SMD部品の場合、“フットプリント”データにおいて、Bottom層に【部品領域】を設定することは一般的にありませんので
「MaxHeightBottom」が設定されても、対象となる【部品領域】がありませんので無視されます。

>これらの使用方法としては、以下の認識で合っていますでしょうか?
>SMD部品の設定
> ・Top層記入あり(チェックあり) 
>・Bottom記入なし(チェックなし)※注意
>Dip部品の設定
>・Top層記入あり(チェックあり)
>・Bottom記入あり(チェックあり)

HIRAGA-Y様のおっしゃられる内容であっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご回答、ありがとうございます。
理解できました。
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