• 51557
  • 23/09/13 10:55:14

FreeRouting連携について エラーでファイルが読み込めない

Quadcept 10.8.0でFreeRoutingとの連携ができるようになったので、さっそく試してみましたが、
FreeRoutingにDSNファイルを読み込ませたところ エラーが出てファイルが読み込めませんでした。
Quadceptのバージョンは10.8.0
FreeRoutingのバージョンはv1.8.0
です。

再現方法は次の通りです。
(1)サンプルプロジェクト”ROHM_BD9E300EFJ_Reference Board.qproj”の全層からビア、配線、動的ベタ、静的ベタをすべて削除したプロジェクトファイルとDSN作成する。(添付ファイル)
(2)DSNファイルをFreeRoutingに読み込む。
(3)次のワーニングが表示され「dsn-fileを読むことができない」とエラーが出ます。
 WARNING Library.read_padstack_scope: shape not found for padstack with name 'Pad_9'
 WARNING Wiring.read_via_scope: via padstack not found

暫定対策として、PCB1.dsnをテキストエディタで開き
        (padstack Pad_9
            (plating nonplated)
            (type thrupad)
            (shape (circle Top 3.3 0 0)) ←この行を追加
            (hole (circle signal 3.3 0 0))

Pad_9にshapeを追加することでFreeRoutingにファイルを読み込むことができるようになりましたが、この方法で問題がないか?回避策はないかを教えてください。
  • Download File Attachment
  • お問い合わせいただきまして誠にありがとうございます。
    添付いただきましたデータ確認いたしました。

    エラーが出てしまって、FreeRoutingのバージョンはv1.8.0で読み込めない原因としましては、
    Quadceptで作成した全層ランドが無い取り付け穴やスルーホールがあると、FreeRoutingのバージョンはv1.8.0では読み込めず、
    エラーを出してしまっている状況です。
    今回添付いただいたサンプルのデータですと、4隅のランド無しの取り付け穴を削除いただくとFreeRoutingにて読み込んでいただく事が可能になります。もしくはお客様で追加された行にてランドを追加しエラーが出ないようにする事で読み込む事が可能になります。
    ですので、記載いただいた穴と同サイズのランドの記述を追加する方法で問題ございません。
    他の回避策としましては、4隅の取り付け穴を削除する方法になりますが、自動配線の際に4隅の穴を避けて配線してくれなくなるので
    前者の回避策の方が良いかと思います。

    ただ、プリント基板設計では、全層ランドが無い取り付け穴やスルーホールは必要となってしまう場面があるため、FreeRouting側にて読み込めるようにリクエストいただくのが、今後色々な設計で対応出来るため一番良いのかと思います。

    ご不明な点がございましたら、お気軽にご返信くださいませ。
    以上、よろしくお願いいたします。
    • 51557
    • 23/09/13 15:53:39
    ありがとうございました。
    当方のやり方でも特に問題がないとのことで安心しました。
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