- Quadcept Support
- 23/05/26 13:34:41
お問い合わせいただきありがとうございます。
また、画像もお送りいただきありがとうございます。
異なるネットの配線とビアのショートについて、
「配線移動」にてクリアランスのDRCエラーで検出できなかったとのこと
以下に回答を記載してまいりますのでご確認くださいませ。
おそらく45439様のおっしゃられる“クリアランスを確保して避ける”というのは
『押し付け配線』機能による動作のことを指しているかと思います。
◆押し付け配線
こちらの機能は45439様もご確認されているように
「配線移動」では動作の対象外となっておりますのが現状です。
(機能としての【配線移動】、既存の配線をドラッグなどで掴んでの移動のどちらでも同じです。)
これは45439様も感じられているように
配線位置の修正などにおいては作業効率を優先しての動作となっております。
また、「配線移動」時のクリアランス違反(DRCエラー)を検出する方法についてですが
作業中の確認でであれば、配線の修正などで配線移動する際にも
『オンラインDRC』は対象となっておりますので、こちらにて確認が可能となっております。
『オンラインDRC』はリアルタイムでDRC設定に違反しているかを自動的に確認することができる機能であり、
3段階での切り替えが可能となっておりますので、一度お試しいただけますと幸いです。
◆オンラインDRC
(チェックのエラー表示されていないということであれば
おそらく45439様のお手元では『オンラインDRC:無効』になっているかと思います。)
“後でショートしていないかどうかのエラーチェック”であれば、最終的に必須のチェックとなりますが
【DRC実行】を行っていただきますとデザインルールに違反している箇所を検出していただけます。
◆DRC/MRC実行
今回いただきました画像の状況ですと、『DRC設定』の『クリアランス』項目の設定値により、
『クリアランス違反』として『対象:配線:ビア』が検出されるかと思います。
◆クリアランス(DRC)
◆DRCエラー:クリアランス
上記について、ご確認いただけますようお願い申し上げます。
最後になりますが、いただきました内容からの判断となりますので
45439様の状況と異なっておりましたら申し訳ございません。
その場合、対象の設計データを弊社宛にお送りいただけませんでしょうか。
・送り先:support@4cept.com
※もちろん設計データは機密情報であり、
本件以外で使用することはございませんのでご安心ください。
また、現象発生がどのような状況となっておりますのか
具体的に実行された操作などもあわせてご教授くださいませ。
お手数をおかけして恐縮ではございますが、
社内にて調査、原因究明に尽力させていただきますので
ご検討いただけますと幸いでございます。
- 45439
- 23/05/26 17:20:35
ご回答ありがとうございます。
概ね、ご回答いただいた通りです。
クリアランス違反でエラーチェックが出来ていない、と思い込んでいましたが、
再度確認したところ、承認済みで非表示になっておりました。
添付の通り、クリアランス0でエラー表示されていました。
お騒がせしました。
※エラーが多すぎて見逃してしまう事や、誤操作、勘違いで承認済みにしてしまうなどのミスに関しては、
今後の勉強や操作の慣れで解消していくしかないかな、と思っております。
- Quadcept Support
- 23/05/26 17:32:59
ご連絡をいただきありがとうございます。
【DRC実行】は実施されており、検出された結果を「承認済み」として“非表示”に設定されていたとのこと
承知いたしました、ご確認いただきありがとうございます。
また何かご不明な点や気になる点などございましたら、遠慮なくお問い合わせくださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。