- Quadcept Support
- 22/11/21 13:45:31
お問い合わせいただきありがとうございます。
また、画像もお送りいただきありがとうございます。
いただきましたご質問について
以下に回答を記載してまいりますのでご確認くださいませ。
> 質問①
ベタにつきましては指定した「外形線幅のライン」で形状の輪郭を描き、
その中を指定した「塗りつぶし線幅のライン」を敷き詰める(ハッチング)構造でデータとなります。
この「外形線幅」の設定を変更することで
ベタの形状を形作る輪郭線の幅(外形線幅)を変更していただくことが可能です。
最小値や最大値ではなく、指定した「外形線幅」で輪郭を作図します。
また、デフォルト(初期設定)の値は
上部メニュー【各種設定】→【設定】の『オブジェクト』項目にて
「ベタ」に対して設定されております。
◆オブジェクト(PCB)
> 質問②
「塗りつぶし線幅」について、ベタの見た目は変わりませんが
ベタデータを構成している塗りつぶしラインの線幅が変わっております。
※「塗りつぶし線幅」のみを変更している場合、
CAD上での見た目は変わりませんがガーバーデータのDコードには反映されます。
CAD上のベタへの反映としては、上記①の「外形線幅」とあわせて
「塗りつぶし線幅」が変わることで
『動的ベタ』が塗り込みで入り込める間隔が変わってきます。
※「塗りつぶし線幅」は「外形線幅」より大きな値の設定は不可となっております。
異ネットに挟まれクリアランスを確保している場所など、
どこまで入り込むかが変わってまいりますので、【ベタ更新】されることで
設定変更が反映されていることをご確認いただけますと幸いです。
※「塗りつぶし線幅」だけではなく
「外形線幅」を変更することで入り込める動的ベタの輪郭が変わり、
動的ベタの形状が変化することになります。
> 質問③
上記②にあるように『動的ベタ』の「外形線幅」「塗りつぶし線幅」の設定で
どこまで動的ベタが入り込めるかは変化しますが、
2012サイズ抵抗のパッド間にベタが入らないようにする場合などは
対象の位置に【禁止領域】を“Keepout(Route)”層に作図してご対応くださいませ。
◆各種禁止領域の入力
※フットプリント作成時に配置しておいていただくことで
PCBシート上でも部品の一部として、部品とともに配置や移動が可能です。
お手数をおかけいたしますが、上記についてご確認いただき一度お試しいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 44151
- 22/11/21 15:25:49
早速ご回答いただきありがとうございます。
質問①、②で回答いただいた内容について
外形線幅を太くすると、太い線でベタの外形を描くことになる。
結果、輪郭が変わる(丸くなる)、外形線幅より細かいところは塗りこめなくなるということですね。
塗りつぶし線幅については、そのままの意味ということですね。
メッシュを有効にするとよくわかりました。
こちらの設定はベタをメッシュで塗るとき行う変更する設定で
メッシュでないベタは変更してもDコード上は変わるけども
塗りつぶすという結果は同じ、という理解でよろしいでしょうか?
(細い線で塗りつぶすか、太い線で塗りつぶすかの違い)
質問③で回答いただいた内容について
フットプリント上で禁止領域を設定したほうがよさそうですね。
ご提案いただきありがとうございます。
お手数ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
- Quadcept Support
- 22/11/21 16:07:53
丁寧なご連絡をいただきありがとうございます。
ご質問①からご質問③に関しまして
44151様に認識いただいている内容で問題ないかと思います。
ご確認いただき、ありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。