• yatsu
  • 22/09/07 12:30:24

エクスポーズドパッドと複数端子(パッド)の接続

Infineon社製パッケージ「PG-TDSON-8-10」のようなパッケージやLFPGなどのパッケージで部品底面でEXP(エクスポーズドパッド)と複数の端子(パッド)が接続してある部品マスタが作れるようにしてほしいです。

部品のフットプリント内でパッド間を接続するようにEXPパッドとして銅箔を塗図形で作成しても、その部品を使用してパッドに配線しようとすると「非電気オブジェクト」とのクリアランスエラーが出てしまいます。 これでは、この部品への配線時だけ、いちいちDRCをOFFにして、その後DRCをONにする必要があり、さらにDRC/MRCチェック時にエラー出たら「承認」するというやり方は手間であり作業効率を落とします。

他の質問の回答に「Ver.10.6から実装された」との回答を複数見ていますが、自分のVerは10.6.5です。
実装されているのでしたら対応方法のマニュアルはどこを見ればよいのかご教授ください。
ご要望いただきありがとうございます。

ご連絡いただいている形状のフットプリントを作成するにあたり、
フットプリントにおいて、ひとつのパッドに対して複数のピン番号をまとめる機能や
パッド同士を合成するなどの機能については
社内でも課題となっており、今回頂いておりますお声も共有し再度議題に挙げてみたいと思います。

また、現状可能である同ネットのパッドに対してのクリアランスの設定について
「デザインルール領域」の対象とする機能拡張でも対応可能となりますので
こちらも含めて、対応課題とさせていただきます。

yatsu様が実施されておりますように、パッドを塗り図形で接続している場合には
ネットが設定できないため、「非電気オブジェクト」のクリアランスエラーが発生します。
こちらは異ネットとして検出されるエラーとなりますので、塗り図形での作成ではなく
パッドでEXPパッドを作成していただきくことで対応可能となる上記機能拡張を検討しております。

貴重なお声をいただき誠にありがとうございます!


他の投稿にあります「Ver.10.6.0から実装された」という内容の機能は
「フットプリントのひとつのパッドに対して複数ピン番号をまとめる」機能ではなく
『回路図部品(シンボル)の複数ピン設定』となっております。
◆複数ピン


以上、取り急ぎではございますが、お礼とご連絡とさせていただきます。
引き続きQuadceptをどうぞよろしくお願いします。
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