お問い合わせいただきありがとうございます。
ベタの選択についてですが弊社でも確認しているのですが現象の再現ができておりません状況です。
フィルタの設定は「全てON」、層の設定にロックもかかっていないとなりますと
ベタを選択できないパターンとしては、「何らかの操作モードに入っている」（「Esc」キーで解除する）
「ベタを選択しようとクリックした場所に部品が置いてあり部品を選択してしまっている」
（描画画面が拡大されているとわかりずらいことがあるので、画面を引いてみる）
などの可能性も考えられますが、あくまで憶測になりますので、明確な判断は難しいのが現状です。

そこで、お手数をおかけして大変恐縮なのですが
次回同様の現象が発生しましたら、その状況で「Quadceptファイル出力」していただきお送りいただく事はできますでしょうか？
■　Mail　：　support@4cept.com
※お送りいただいたデータにつきましては、本件以外には使用いたしませんのでご安心くださいませ。

上記のような操作上の点の確認は難しいですが、いただいたデータにて現象を確認し各設定など見させていただければと思います。
お忙しいところとは思いますが、ご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

先ほどデータを送付させて頂きました。どうぞよろしくお願い致します。

データの送付といただきありがとうございます。
さっそく該当箇所のベタが選択できない件について 確認、調査を行わせていただきたいと思いますので今しばらくお時間くださいませ。  
お忙しいところお手数をおかけしており申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。   

お手数をお掛けして申し訳ございませんでした。ベタが輪郭表示モードになっていた事に気づかなかった事が主原因
でしたが、以下の2点もポイントであると解釈しました。

①ベタは輪郭表示の場合、動的に自動発生させたベタだけでなく、最初に配置したベタ外形も選択できなくなる
②自動発生したベタを削除して外形だけになった動的ベタは、一旦輪郭表示してしまうと、輪郭表示を解除しても
　その外形をクリックする事で選択出来ず、範囲選択によって選択可能となる。

以上、有難うございました。

データの送付など、調査へのご協力いただきありがとうございました！
今回の主原因となりましたベタの輪郭表示モードについて現在の仕様をお伝えしておきます。

まず、kusano65kg様のおっしゃるように、ベタが表示切り替えで輪郭表示となっている際には選択ができなくなる仕様となっております。

切り替えの設定の変更方法は、PCBシート上で【右クリック】→【表示オプション】→【輪郭表示切り替え（ベタ）】をクリックで切り替えられます。
また、このベタの輪郭表示はキーボード【Ｋ】が切り替えのショートカットとなっておりますので
作業中に意図せず押下してしまっていたのかもしれません。
切り替えの内容は、『全ベタ表示→動的ベタ輪郭表示（静的ベタは通常表示）→全ベタ輪郭表示』 の順に切り替わっていきます。

ベタの輪郭表示の状態については、該当のプロジェクト、PCBデータ毎に状態が保持、記憶されているわけではなく
CAD全体として状態を保持、記憶するようになっております。※他のプロジェクトで変更した表示状態が全体のPCBに適用されます。
kusano65kg様のが上記にあげておられる2点のポイントの①にあるように、この表示切り替えは存在しているベタ全てに適用される
表示の切り替えとなっております。

また、上記の②についてですが、こちらについては確認しましたところ
外形だけになったベタについて、輪郭表示を解除した後であれば外形をクリックで選択することは可能でございました。
しかしながら、外形線が細いこともあり、クリックでの選択が難しく（角などの頂点部分が比較的クリックし易いです）
ドラッグで外形線を横断するなどすると選択が容易かと思います。

ベタの輪郭表示につきましては、少しわかりづらい部分もありますのでもっとより良い機能へとなるよう社内でも検討事項として上がっております。
いろいろとご協力いただき、また、貴重なご意見をいただきありがとうございました！
これからも成長を続けてまいりますQuadceptをよろしくお願いいたします。