• 38819
  • 19/08/07 18:26:48

ライブラリのシンボルを更新せずに、プロジェクトで使うシンボルだけ修正したい

ライブラリに登録している部品を回路図に配置したあと、接続したい部品のピン配置に合わせて、作業中のプロジェクトで使用するときだけ、シンボルを変更したいと考えております。
ライブラリのシンボルには、汎用的にピンが配置されています。回路図に配置したあと、ネットを接続しようとすると、周辺にあるほかの部品のシンボルの影響で、ネットがクロスするケースがあります。これは、現在作業しているプロジェクトでの配置の問題です。

そこで、作業中のプロジェクトでのみ、シンボルを編集したいと思います。同じ部品のシンボルを複数登録すると、登録数が増えて、ライブラリが煩雑になります。(特定のプロジェクトのみの都合ですし、プロジェクトが完了すれば、不要になります。)
そこで 作業中のプロジェクトのために作成したシンボルはライブラリに登録せずに、作業中のプロジェクトの中だけで使う方法を探しています。
OrCAD Capture ではライブラリからパーツを配置したあとに パーツの編集を行えば、ライブラリに登録されている内容に影響せずに、 作業中のプロジェクト内で使用できるシンボルが作成できます。これと同じことをしたいと考えています。

回路図に配置済みの部品のシンボルをライブラリに影響させずに編集することはできないのでしょうか。
お忙しい中、お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。


お問い合わせいただきありがとうございます。

シンボルを編集する内容によって対応方法が異なりますので、
下記、ケース毎の対応策をご確認くださいませ。

ケース1)回路図シート上のみで不要なピン/ピン情報を変更したい
ケース2)ピンの位置を移動したい
ケース3)シンボル本体の形状(ボディー形状)を変更したい


■対応策1)回路図シート上のみで不要なピン/ピン情報を変更したい
回路図上の部品を【ダブルクリック】して開く『部品詳細ダイアログ』の
「ピン」のタブからピン情報を設定することができ、
こちらの設定変更は回路図のみとなり、データベース内の登録部品には影響ございません。

不要なピンに設定する場合は、ピンを削除することはできませんが、
「ピン」のタブから特定のピンを【電気特性:未使用】に変更し、
未使用ピンとして設定することが出来ます。

また、「ピン」タブの『表示切り替え』からピンの表示/非表示を設定することもできます。

◆ピンの設定方法について


■対応策2)ピンの位置を移動したい
環境設定の『部品のピン移動を許可する』に機能を有効な状態にしていただけましたら、
配置済み部品のピンを任意の位置へ移動することが出来ます。

◆環境設定(回路図)の設定方法について


■対応方法3)シンボル本体の形状(ボディー形状)を変更したい
お手数をおかけしますが、データベース内の登録シンボルから
形状のご変更を行っていただく必要がございます。


恐縮ではございますが、上記ケースに当てはまるシンボル編集方法をご対応ください。
また、当てはまるケースが存在しない場合は、もう少々シンボル編集内容について
詳しくご教授いただけましたら、ご教授いただけますと幸いです。


以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 38819
  • 19/08/08 11:39:58
回答をありがとうございます。
希望する内容は ケース2 と ケース3 に該当しました。 
ケース2に該当する修正は、希望の通りにできました。

ケース3では、データベース内の登録シンボルの変更が必要、ということですので、小さいままでよいプロジェクトと大きくしたいプロジェクトで、別々に登録が必要になってしまうため、残念ながら希望の通りの操作になりませんでした。
こちらは、あらかじめ変更に対応できるように大きいシンボルで登録して設計を進めるようにしたいと思います。

お忙しい中、ありがとうございました。

ご連絡いただきありがとうございます。

ケース2 ピン位置の移動についてはご希望にそえて安心いたしました!

ケース3 については、形状を変更することはできませんが
“部品のサイズを変更したい”という変更内容であれば対応できるかと思います。

下記にて操作方法を記載してまいります。

・操作方法
 1. 回路図上の該当部品を選択状態にし【右クリック】→【部品サイズ変更】を押下
 2. 変更したい縮尺設定を行い【拡大】もしくは【縮小】を押下
 
 ◆部品サイズ変更
 ※こちらも部品サイズ変更の内容は、データベース内の登録部品形状への影響はございません。

先のケースに挙がっておらず申し訳ございません。
お手数をおかけしますが、こちらの方法をお試しいただけますと幸いです。


以上、どうぞよろしくお願いいたします。

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