- Quadcept Support
- 19/02/14 16:55:56
お問い合わせいただきありがとうございます。
PCB上での一部の“ラッツ”を指定して削除する機能についてですが
“ラッツ”は部品の配置位置によって最短のパッドに対して伸びるものとなりますので
そのタイミングによって発生位置が変わるものであることもあり、
“ラッツ”からの指定で削除することはできない動作となっております。
任意のパッド間にある“ラッツ”(ネット)を削除したい場合は、
その“ラッツ”が繋いでいる“パッド”を選択していただきネットを削除/変更していただくことで
操作していただけますようお願いいたします。
■パッドのネットを削除/変更する方法
・対象のパッドを選択し、「プロパティ」ウィンドウの『ネット名』項目を削除/変更
(複数のパッドを同時に選択し一括での操作が可能)
・パッドを【ダブルクリック】で開き、『ネット名』項目を削除/変更
上記どちらからでも操作可能ですので、一度お試しいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 藤原
- 19/02/14 17:48:45
解答ありがとうございました。
その方法で目的を達成する事が出来ました。
ただ、1つのパッドに1つしかラッツしか繋がっていない場合、
ラッツを選択して削除の方が、より直観的だと思われますので、実装の検討をお願出来ませんでしょうか?
- Quadcept Support
- 19/02/14 18:32:02
ご連絡いただきありがとうございます。
ラッツにつきましては、部品(パッド)やビアを移動すると変化する、
最も近くの同ネットの接続先(パッドやビア)へと繋がりを示しているだけのものであり、
その基準はあくまでパッドやビアが持つ「ネット」となります。
あくまでラッツは実在しない情報を明示的に示しているものとなります。
そのため、1つのパッドに1つしかラッツが繋がっていない場合であったとしても、
上記の内容は変わりませんので、接続情報(ラッツ)の変更は「ネット」を変更することに起因しますので
ラッツ変更は「ネット」情報を持つパッドやビアへの変更での対応となっております。
1つのパッドが持つ1つのラッツしか繋がっていない場合、
それは、そのパッドの配置されている位置によって1つのラッツしか明示的に表されていないだけの状況ですので
その接続情報であるラッツは、パッドのネット情報を変更してご対応いただけますようお願い申し上げます。
藤原様のご意向にそう回答とならず大変恐縮ではございますが
どうぞよろしくお願いいたします。
- 藤原
- 19/02/15 09:00:49
表示出来るという事は、プログラム内部ではラッツの接続状態を保持、ないし計算出来ると言う事なので、
それを利用すれば難しい操作では無いと考えたのですが、受け入れられなくて残念です。
一応、解決積みにしておきます。
- 藤原
- 19/02/15 09:46:20
ご紹介いただいた方法の他に、以下の方法で実施する事が出来ました。
パッドを選択して、Deleteキー(削除のショートカットキー)を押す
この方法ですと、ラッツを選択して削除とほぼ同様の感覚で操作出来ますので、直観的で良いと思いました。
- Quadcept Support
- 19/02/15 09:51:01
ご連絡いただきありがとうございます。
(投稿が行き違えましたので編集しております。)
パッドを選択からの削除(Deleteキー)であれば、藤原様の意図した動作に近く行えるとのこと
承知いたしました、色々とお試しいただきありがとうございます!
ラッツからの変更につきましては、藤原様のご意向にそえず申し訳ございません。
藤原様のおっしゃるようにプログラム上はラッツからの削除を行う操作/機能は可能なのですが
社内外の設計者からもラッツからの操作は意図しないパッド/ビアのネット変更となるミスや間違いが起こる可能性がある
とのお声もあり、安全を優先する意味でも現状の制御された動作となっておりますこと、何卒ご容赦くださいませ。
(以前はラッツからの操作が可能だったのですが、上記の点から協議しました結果、
現状の制御となりました経緯がございます。)
貴重なお声をいただきありがとうございました!