Quadcept Communityの保存領域設定について

 Community版で使用しておいて、かなり不躾な要望だとは思い申し訳ありませんが、後々面倒になるのも困るので機能リクエストをさせていただきます。

 Quadcept Communityは、現在"C:\Users\[uesr-name]\AppData\Local\Quadcept\Quadcept Community\UserData"、所謂システムドライブのユーザー領域に保存されているようですが、このローカル保存領域を他のローカルストレージ(例えばD:ドライブの任意のフォルダ)に限って変更を付け加えることは可能でしょうか? この場合、NAS等のネットワークストレージは含まずにです。
 ただでさえシステムドライブは他のアプリケーションで残容量が逼迫しがちで、仮にSSDであれば読み書きの速度は上がるでしょうが書き込みの寿命は気にしなければなりません。頻繁に回路図などを保存するなら尚更です。

 どういった経緯で保存領域を制限するに至ったかは、私には分かりかねますが、どうかご一考下さればと思います。
  • Download File Attachment
  • ご要望いただきありがとうございます。
    返信が遅くなっており申し訳ございません。

    保存領域についてですが、こちらは非商用で無料利用できる「Community版」における機能制限となっております。
    商用利用も可能な「Professional版」であれば、保存領域の変更も可能となっておりますので
    保存領域を変更しての利用をご希望の場合には「Professional版」をご使用くださいませ。
    ◆「Community版」と「Professional版」の機能比較表について
    Circuit Designer
    PCB Designer
    ※「Professional版」はライセンス未取得状態では『100ピン 4層』の規模制限がかかります。

    念のため、データのバックアップなどを確保した上で「Professional版」への移行をご検討いただけますと幸いです。
    ◆Community版からProfessional版への移行について
    ※ライセンス購入以外にも、Community版でのユーザー登録を一旦退会し
     改めてProfessional版でユーザー登録していただくことでもユーザー登録の移行は可能です。

    sayulime0 様のご意向にそうような回答とならず申し訳ございません。
    弊社方針の都合となり恐縮ですが、何卒ご理解ご容赦くださいませ。

    どうぞよろしくお願いいたします。
     ご回答ありがとうございます。
     こちらも返信が遅くなりまして、申し訳ございません。

     上記URLの比較表および料金表も拝見致しました。
     私は趣味で回路図等を作成していますので、配線の色を変えられない・パッド数が少々少ない等の不満を除けば機能的にはCommunity版で満足しております。
     ただ、このCommunity版というものの御社の立場での位置づけがハッキリしません。御社サイトのトップページを見ると評価版と記載されております。「とりあえずCommunity版を使ってみて、気に入ったらライセンス料を支払いの上Professional版に移行して下さい」というのが評価版の位置づけだと、私は解釈しております。ところが上記URLの比較表にはそういった表記はなく、使用者の対象が「趣味・学生」となっております。
     先ほど述べたとおり、私は趣味で回路図等を作成していますので、Circuit Designer・PCB Designer併せて月々10,000円以上を支払う気には到底なりません。

     少し話がそれますが、もしブート(システム)ドライブをSSDに換装するとすると、これがボトルネックになってしまいます。部品データについては一度登録してしまえばそれほどでもありませんが、回路図作成・PCBデータ作成となるとそうはいかないはずです。恐らく何度も保存することになるでしょう。
     ご存じかと思いますが、現在主流のSSDはNANDフラッシュが殆どです。もしかしたら全部かもしれませんね。ブートドライブをSSDにする理由する一番のメリットとしてはOSの起動が速くなるというのがあります。デメリットとしては先ほど申しましたように、NANDフラッシュを使用しているため、約10万回の書き込みの上限があるということです。SSDに対してデフラグ機能を働かないように設定するのもそのためです。ヘッドがないのでやっても意味がありませんし。もちろんHDDにも寿命はあるでしょうし、壊れるときは壊れるでしょうが、寿命に関してはSSDとは比較になりません。FeRAMを使ったSSDが出れば良いのでしょうが、FeRAM自体がまだコスト高の様ですし。
     ですので、個人でSSDとHDDの特性の違いを理解している人はSSDをシステムドライブ、HDDをデータドライブと分けて使用してる人が殆どだと思います。

     そういった事情でこのリクエストを出したのですが、御社の方針というのもございますし、こちらも無料で使用させて頂いている身ですので、妥協案としてCircuit Designer・PCB Designer双方併せて月々3,000円もしくは15,000円程度で使い放題のStandard版という位置づけの製品を出してみるのはいかがでしょうか?

     ご検討下されば幸いです。

    ※それにしてもProfessional版ライセンス未取得の(100ピン・4層)は驚きですね(笑)
     14ピンの74シリーズが7個しか置けないのに多層版とは…
     そういったことも含めて、比較表に掲載されてはいかがでしょう?
    フォーラムへご意見いただき、ありがとうございました。
    長文になり恐縮ですが、お問合せに対し、ご回答とさせていただきます。

    ◆Quadcept Community Versionを準備した背景
    企業様だけでなく、日本の製造業に携わるあろう全ての皆様に使っていただきたい
    想いから、非商用利用、無償であるCommunityを準備させていただいております。
    その上で、有料であるProfessionalとの機能差をどこに設けるかを検討した結果、保存先変更
    不可も制限とさせていただきました。この制限は電子設計に注力した場合、設計作業には不便
    さを伴わないと判断させていただき、勝手ながら現在に至ります。

    ◆Quadcept評価版(4層、100ピン制限)について
     Quadcept評価版を準備するにあたり、商用利用を目的とされる一部の企業様に
    意見交換をさせていただきました。その中でCADの機能評価には以下が重要と
     ご指摘いただき、決定させていただきました。

     ・全機能が確認できること
     ・入出力機能が確認できること。
     ・多層設計ができるかの判断ができること※
     ・評価期限がないことが望ましい。(業務時間内でできないことや、通常業務量などから)
     ・その反面、商用での無料使用抑止として、6層以上とピン数の制限を設ける必要があるので
    は?とも弊社目線でのご意見もいただきました。このあたりは弊社も企業としてのマネタ
    イズも考慮する必要がありましたことを、ご理解、ご容赦ください。

     評価版はQuadceptの基本機能、入出力、操作性を評価いただくことを
     目的にしております。しかしながら、大規模な設計に耐えるのか、自社の設計ボリュームを
     考慮し、設計評価をしてみたい。というお声もいただきます。
    その場合は制限のないProfessionalを【※期間限定での評価用無制限ライセンスをご提供】さ
    せていただいております。

    ◆価格のご指摘
     ご指摘いただいております価格ですが、ご意見いただきありがとうございます。
     弊社も企業とし、Quadceptを多くのお客様に使っていただけるよう最低限の
     価格設定をさせていただきました。Professionalについてはご理解いただけますと幸いです

    ◆御礼
     この度はご意見いただきありがとうございました。
    Quadceptは低価格で他社高額CADと同等機能、操作性、拡張性を目指し、
    そしてお客様第一優先にしたサポートを大切にしております。
    「モノづくりをより便利に」を社内の合言葉とし、Quadceptから一気通貫でのクラウドサービ
    ス(Elefab、ECHACK、FORCE)を今後も拡張してまいります。
      
    ご意向と沿わない部分もあろうかと思いますが、コンセプトのひとつでもある「ユーザーと共に進化する」があり、いただいたご意見は社内共有し、検討、解決できるように努めてまいります。しかしながら、多くの検討を重ねた価格、制限解除への、すぐのご対応はできかねますことをご容赦くださいませ。勝手ながら今後ともご意見をいただき、ぜひ、ご利用いただけますとうれしく思います。よろしくお願いいたします。
     度々ご返信遅くなりまして申し訳ございません。

     要約すると『Community版』と『Professional版ライセンス無し』は、『100ピン4層』を含めてほぼ同機能と考えてよろしいですか? もちろんProfessional版の方が、使える機能は少々多いでしょうが。100ピン制限はマニュアルには記載してありましたが、比較表には記載されていなかったもので、見落としておりました。
     であればProfessional版を使用することも検討したいと思います。

    ご連絡いただきありがとうございます。
    また、ご確認いただきありがとうございます。
    『Commnunity版』と『Professional版(ライセンスなし)』の違いとしましては簡単にまとめますと以下となります。

    『Professional版(ライセンスなし)』(この状態が評価版となります)
    ・商用利用が可能
    ・「100ピン4層」の規模制限
    ・機能はすべて操作可能

    『Commnunity版』
    ・商用利用は不可(趣味や学習目的の学生などによる非商用での利用)
    ・「1000ピン4層」の規模制限
    ・一部機能制限あり
    ※Community版サイトのリンク

    『Professional版』は「ライセンスなし」の状態で評価していただき、
    本格使用時には基本的にライセンス取得してご使用いただくことになりますので
    比較表には「ライセンス取得時」の『Professional版』との比較を記載しているものとなっております。
    わかりにくい部分があり申し訳ございません。

    Professional版の使用もご検討いただけるとのこと、ありがとうございます。
    同一アドレスでの重複ユーザー登録は不可となっておりますので
    お手数ではございますがCommnunity版を一旦退会していただく必要はございますが、
    Professional版にて再登録しご活用などもお試しいただけますと幸いです。

    貴重なお声をいただきありがとうございます。
    どうぞよろしくお願いいたします。
    PAGETOP