[DRC]テストランド配置違反について

テストランドを部品として登録し、使用しておりますが、
PCBのDRCにてすべてのテストランドでテストランド配置違反が発生します。
使い方が間違っているのでしょうか?

手順:
1. 回路図に追加配置。
2. PCBへ差分比較で転送。
3. PCB上でラットに従い、配置、配線。
4. DRCをかける。
お問い合わせいただきありがとうございます。

DRCの「種別:テストランド」についてですが、こちらはネットに対して【DRC/MRC設定】に属する『テストランド』に登録されている
テストランドが配置されているかをチェックする項目となっております。
この【DRC/MRC設定】に属する『テストランド』は、上部メニュー【PCB作成】→【テストランド自動生成】によって配置することができます。
※この機能で配置されたテストランドは『差分比較』の対象とならず、回路図側にテストピンがなくともエラーになりません。

今回の佐々木様の場合、“部品”としてテストランドを作成していただき、
回路図側に配置した部品(テストピン)を、PCB側に転送して設計を行っておりますので、DRCを行った結果
通常の部品として認識され、チェック項目の『テストランド』として認識されずに
該当のテストランド配置違反が発生しております。

現状の対応としましては、DRCにおいて『テストランド』を実行項目のチェックから外していただくか
DRC結果の「対応状況」を『承認済み』にしていただく。
もしくは、“部品”としてテストランドを配置するのをやめて、【PCB作成】→【テストランド自動生成】によって
PCBでのテストランドを配置していただくという方法になります。
お手数ですが、一度お試しいただけますと幸いです。

しかしながら、佐々木様のように回路図側にも部品としてテストピンを配置して設計をする必要があり、
PCBに転送して設計を行うという運用も考えられますので、今後の対応として社内の議題に上げてまいりたいと思います。
貴重なご指摘をいただきましてありがとうございます!
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