フットプリントに関して

SOT-1205等の5-6/7-8が一体化しているようなものの場合、フットプリントとしてはどのように作成するのが正しいでしょうか。
単純に矩形を置いた状態ではクリアランス設定で配線が引けない場合もあります。
5-6を5としてカスタマイズパッド、7-8を6としてカスタマイズパッドにするしかないのでしょうか。
やりようがあれば教えていただけると助かります。
お問い合わせいただきありがとうございます。

SOT-1205等のパッド形状の場合、miyahide様のおっしゃるように
①5,6,7,8のパッドをそれぞれに作成してからいただく方法
②5-6を5、7-8を6としてカスタマイズパッドにしていただく方法がございます。


①の場合、回路図でも同様に存在していれば、それぞれにネットを持った状態とすることができ、配線を引く際にひきやすくなります。
しかしながらmiyahide様のご指摘にもありますクリアランス設定に違反する場合もございます。
重ねて一体化としたパッド同士のクリアランスや、パッド間が狭い場合に配線同士のクリアラスがとれないなどが考えられます。

対応としては、
クリアランス設定で配線が引けない場合は、該当箇所での作業時には「オンラインDRC」「押し付け配線」をOFFとし
DRCの結果出るクリアランス違反については、内容を確認後「対応状況」を【承認済み】にする。

「オンラインDRC」「押し付け配線」「DRC結果の対応状況」については
オンラインマニュアルにも記載がございますので、こちらご参照いただけますと幸いです。
■オンラインDRC
http://4cept.com/ja/manual/pcb/drc-2
■押し付け配線
http://4cept.com/ja/manual/pcb/post-119
■DRC結果の対応状況について
http://4cept.com/ja/manual/pcb/post-23


②の場合、パッド同士のクリアランス違反は発生しません。
しかしならが、5-6を5という1つのパッドにしていますので、回路図部品も同様に合わせる必要があり
ネットの接続先も1箇所となります。
また、配線を引く際にオブジェクトスナップ(配線の引き込み)はパッドの中心点に行われますので、配線がパッドに接続される個所を
手動で調節して配線することになります。


どちらが正しいということはありませんが、現状Quadceptでは以上の方法で対応していただくこととなります。
以上お手数ですが一度お試しいただけますと幸いです。
御回答、有難うございます。
とりあえずカスタムパッドで対応することにします。
PAGETOP