- Quadcept Support
- 16/12/22 21:11:14
お問い合わせいただきありがとうございます。
ご連絡が遅くなり申し訳ございません。
ご質問いただいております件に関しまして、
「ピン番号不一致」のエラーを解消しPCB転送を実行いただくためには
現状のQuadceptの動作としまして、シンボルのピン数とフットプリントのピン数を
一致させていただく必要がございます。
いただいた資料の方確認させていただきましたところ、
シンボルのピン数の方が、フットプリントのピン数よりも多い状況かと存じます。
「電気特性:未使用」はフットプリント側にパッドで取り付け穴等を作成し、
フットプリントのピン数がシンボルよりも多くなってしまう場合に
ピン数調整のため使用可能な設定となり、
シンボルの方がピン数の多い場合は使用できない機能となります。
対応方法としましては、該当の部品は「BA33BC0WFP-E2」の「TO252-5」の
パッケージとなるかと存じますが、データシートの方を確認しますと
「TO252-5」の3番ピンはN.Cの特性になるかと存じますので
お手数ではございますが、本部品につきましてはシンボルの3番ピンを
削除いただき、ピン数の調整を行っていただければと存じます。
なお、ピンの仕様につきましては、複数ピンを一つのピンに纏めたい等の意見もあり、
社内でも以前より課題として挙がっております。
今後、より便利に使いやすい機能へと機能向上を進めて参りますので
現状につきましてはお手数をお掛けし恐縮ではございますが
何卒ご理解ご容赦いただけますと幸いでございます。
なお、補足としまして、資料の方確認させていただきましたところ
現状「部品」と「シンボル」が「not found」となっており、
ライブラリ上に保存されていない(プロジェクトファイルの
中だけに存在している)状態となっているかと存じます。
回路図データをコンバートしてきた場合、設計データのみの
コンバートとなりますので、データ上の部品やシンボルを
Quadceptの部品/シンボルとしてライブラリに保存するためには
部品の抽出の操作が必要となります。
■部品抽出について
シンボルの編集につきましても、まずは部品の抽出が必要となりますので
まずはこちらをご対応いただけますと幸いです。
以上、取り急ぎ回答とさせていただきます。
お手数ではございますが、どうぞよろしくお願い致します。
- 810689
- 16/12/24 11:41:17
ピンが切ってあるのにピン番号が有るのか調べてみました。
確かにBA33BC0WFPには、ピン番号が書いてありますね。
東芝のTA48M05F(新規設計非推奨)には書いて有りません。
BA33BC0WFPの3番ピンは、欠番にするのが良いと思います。
面積がゼロのフットプリントが作れるのか試してみるのも、実験としては面白いと思います。
最小面積のフットプリント(面積ゼロも含む)を作っても、そこを避けて配線しなければなりません。
太いパターンが欲しいときには支障が出ます。
確かにBA33BC0WFPには、ピン番号が書いてありますね。
東芝のTA48M05F(新規設計非推奨)には書いて有りません。
BA33BC0WFPの3番ピンは、欠番にするのが良いと思います。
面積がゼロのフットプリントが作れるのか試してみるのも、実験としては面白いと思います。
最小面積のフットプリント(面積ゼロも含む)を作っても、そこを避けて配線しなければなりません。
太いパターンが欲しいときには支障が出ます。
- dexter
- 16/12/26 09:16:13
ご回答、ご意見ありがとうございました。
メーカのデータシート通りにシンボルを作ることを基本にしているのですが、今回はちょっと
無理があったかも。
素直にシンボルを修正することにします。
- Quadcept Support
- 19/11/14 14:00:21
お待たせいたしました!
ご連絡いただいておりました点を改善したv10.0.0をリリースさせていただきましたのでご報告いたします。
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リリース日 : 2019/11/11
バージョン : v10.0.0
概 要 : 「PCB転送」「アノテーション」において、「ピン番号不一致」のエラー検出基準を見直しました。
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今後ともQuadceptをどうそよろしくお願いいたします。