• 52146
  • 25/09/19 12:58:23

コプレーナ線路のレイアウトについて

コプレーナ線路は高周波回路向けの1つの伝送路形態です。
マイクロストリップ線路と異なり、同一の導体レイヤーで、主線路幅widthとギャップgap(space)の相対比にて特性インピーダンスを規定します。
作成したいレイアウトパターンはADRF5020 (Rev. B)のFig.19にあるような断面を有するコプレーナ線路です。
 主線路幅width=14mil、ギャップgap=5mil、樹脂層厚みh=8mil
直線状のレイアウトは比較的描画しやすいですが、曲線状に配線した主線路に合わせgapを維持しつつGNDパターンを手作業で配置するのはとても大変です。

コプレーナ線路のより効率的な配線作業方法は何かありませんか?

お問い合わせいただきありがとうございます。

主線路からGNDパターンがgapを確保した状態で作図するのであれば
【動的ベタ】にてGNDを作図していただくことで自動的にgapを確保することが可能です。
◆動的ベタ

対象の配線においてのみ、周囲のGNDベタとはgapの数値が異なっているということであれば
対象の配線を【デザインルール領域】で内包していただくことで
特定領域内のみ、別ルールとしてクリアランスを確保することも可能となっております。
◆デザインルール領域

【デザインルール領域】は手動で作図する以外に
【オフセット図形作成】にて配線を内包しての作図を簡単に行うことも可能です。
◆オフセット図形作成

また、GNDパターンを配線で作図したいという場合にも【オフセット図形作成】にて「配線」を作成することで
手作業より簡単にガードシールドのように作図することも可能かと思います。

お手数ではございますが、上記ご確認いただき一度お試しいただけますと幸いです。


いただいております情報からの判断となりますので
52146 様の状況と異なっておりましたら申し訳ございません。

その場合、状況についてもう少し詳しく確認させていただきますので
以下のサポートアドレスに設計データをお送りいただき、詳細ご教示いただけますと幸いです。

・support@quadcept.com
※もちろん設計データは機密情報であり、
 本件以外で使用することはございませんのでご安心ください。

どうぞよろしくお願いいたします。
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