【再発】コピー&ペースト時に於けるReference番号の繰り上がり

Community版に於いてですが、シンボルを2つ以上登録した部品をコピー&ペーストするとReferenceが繰り上がる現象が再発しています。
こちら2016/11に私が指摘致しましたので、何となく憶えておりました。前回は見つけられませんでしたが、部品交換を実行することでもReferenceの繰り上がりが発生致します。
一度きりではありますが、原点上のバスラインの妙な線も発生しました。
いずれもv9で発生していた不具合だったと存じ上げます。
バージョン管理に不手際があったように見受けられますので、お手数かと思いますが、v9での不具合がv10で発生していないか今一度ご確認いただけたらと存じます。
ご連絡いただきありがとうございます。

以前にご指摘いただきました「ゲート部品のコピー&ペーストでReference番号と共にゲート番号も繰り上がってしまう件」と
「回路図の原点位置に横向きのバス結線を引き、移動すると不要な結線が発生してしまう件」について、
現状のバージョン(Ver.10.3.3.0)にて、Community版,Professional版ともに確認しましたところ
現象を再現できておりません状況です。

複数シンボルを持つゲート部品について、コピー&ペーストするとReferenceが繰り上がる動作につきまして
こちらは修正対応の際に様々な設計者様からもご意見をいただき
“ゲート番号(A,Bなど)は維持し、Reference番号は追番で繰り上がる”というのが現状の仕様となっております。

以前にご指摘いただきました時点では、Reference番号のみではなくゲート番号も一緒に繰り上がってしまっており、
こちらにつきまして動作を修正した内容となっております。

sayulime0様のお手元では、最新版であるVer.10.3.3.0で現象が発生している状況でしょうか。
念のため、上部メニュー【各種設定】→【バージョン情報】にてご使用中のバージョンをご確認いただけますと幸いです。

また、sayulime0様のお手元で現象発生しているとのことですので
可能でしたら現象の再現するプロジェクトファイルを弊社までお送りいただけますと幸いです。
社内にて調査確認させていただきたくお願い申し上げます。

お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
勿論最新バージョンです。仕様に関しては了承致しました。

その上で確認致します。
例えば1/A・U1/B・U1/C・U1/D・U1/E・U2が回路図上に配置されていたとします。
何らかの理由で、U2を残したままU1/B以降を削除します。
U1/Aをコピー&ペーストしようとすると、U3/Aが出てきます。
つまり、U1/B・U1/C・U1/D・U1/Eは二度と配置できないことになります。
これを回避するために、一度同一系統のReference番号の部品を削除し、部品を新たに配置する必要があります。
コピー&ペーストでゲート部品を配置する際は、『空きゲート番号を確認してから繰り上げ』ではなく『無条件に繰り上げ』という仕様でよろしいですか?

もう一つ、回路図上に於ける右クリックメニューの『部品交換』なのですが、こちらもゲート部品のみReference番号が繰り上がってしまいます。単一の部品に関しては繰り上がりは起きません。
こちらも仕様でしょうか?
3行目
× 例えば1/A・U1/B・U1/C・U1/D・U1/E・U2
○ 例えばU1/A・U1/B・U1/C・U1/D・U1/E・U2
です。すみません。
ご確認いただきありがとうございます。

例示していただいております状況ですと、現状の仕様としておっしゃるように U3/A が呼び出されます。
U1/B・U1/C・U1/D・U1/Eを配置したい場合には、
コピー&ペーストではなく、部品を通常の配置操作で呼び出し、配置前に「プロパティ」ウィンドウから
『Reference』と『ゲート番号』を設定して配置してくださいませ。

『部品交換』につきましては、ゲート部品を交換し場合にゲートをすべて交換すると
見えていない位置にある対象も変更されることになり、設計ミスの可能性が上がることから
選択しているゲートのみが交換され、
残ったゲートとは異なる部品になるため Referenceが繰り上がる動作となっております。

※ゲート部品の一部のみが交換されている状態となりますが
 こちらは『ERC:未配置ゲート違反』にてチェックできます。
◆ERC設定:未配置ゲートを確認しますか?

単一部品はそのものが交換されますので、Referenceは維持して引き継ぐことになります。


ゲート部品の配置や交換などの動作については様々なユーザー様から色々なご意見もいただいております。
追番でReferenceのみを繰り上げる他にも、Reference維持でゲートの穴埋めなども検討したのですが
どちらも状況によって上記のような「プロパティ」ウィンドウからの対応は必要となり、
現状では分かり易い動作として、Referenceのみを繰り上げ別部品として配置するとなっております。

複雑な部分もあるかと思いますが、何卒ご理解ご了承いただけますと幸いです。

この件はすべて仕様ということで承知致しました。
ご回答ありがとうございました。

PAGETOP