ビアスタック配置モードのDRC

オンラインDRCと「プロジェクト」-「DRC/MRC」-「DRC/MRC実行」で実行する
DRCのクリアランス設定値参照テーブルは違うのでしょうか?
クリアランス設定でビア対配線を0.25にしているのですが、
ビアスタック配置時にはエラーなく配置できたビアが
最終的に「DRC/MRC実行」すると
設定値0.5に対して実測値0.473026となりエラーとなってしまいます。

また、ビアスタック配置モードで”GND”の情報を持ったビアを配置する際に
オンラインDRCがONにもかかわらずDRCを無視してどこにでも配置できてしまいます。
ただしこのDRC無視状態で配置されたビアを移動モードで移動する際は
DRCがONになっているようで、DRC違反となるような場所には配置できなくなります。
最終的に「DRC/MRC実行」するとDRC無視状態で配置されたビアに対してはエラーが出力されています。
お問い合わせいただきありがとうございます。

ご質問いただいておりますオンラインDRCのクリアランス設定値参照テーブルですが、
こちらは「プロジェクト」-「DRC/MRC」-「DRC/MRC実行」で実行する際の参照テーブルと同一でございます。
「プロジェクト」-「DRC/MRC」-「DRC/MRC設定」の「クリアランス」項目を参照しております。

そこで今回の場合ですが、お手数ですがご確認していただきたい内容がございます。
『DRC結果』で表示されている該当のエラーについて、内容の「対象2」項目は“Via”になっておりますでしょうか?
可能性としては“Drill”のクリアランスや“NoneLandVia”のクリアランスのDRC結果であることも考えられます。

こちらの項目が“Via”となっているということですと、現状では社内で現象が再現できておりません状況ですので
お手数をおかけして恐縮なのですが、データを下記アドレスまでお送りいただく事はできませんでしょうか?
■ Mail : support@4cept.com
※お送りいただいたデータにつきましては、本件以外には使用いたしませんのでご安心くださいませ。

原因の究明、調査に全力を尽くさせていただきますので、
お忙しい中とは思いますが、ご検討いただけますと幸いです。


また、ビアを最初に配置する際には特定のネット名を持っていても、オンラインDRCがONの状態で自由に配置できる件については
弊社でも以前から認識しており、今後の改善点として対応を進めております。
現状ではPCB設計の仕上げにおいて必ずDRCを実行していただきますので、
その際にエラーの有無をご確認いただくことでご対応いただけますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
今しばらくお時間いただきますこと何卒ご理解ご容赦くださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます、
ご指摘の通り対象1のオブジェクトがドリルになっておりました。
クリアランス設定を確認したところドリル対配線は0.5になっていましたので
設定値については理解できました。
しかしもう一つの疑問としてドリル対配線を0.5に設定しているにもかかわらず
0.5以下の位置にビア(ドリル)が移動、配置できてしまうのでしょうか?

ご連絡いただきありがとうございます。
オンラインDRCのクリアラス設定について、対象をご確認いただきありがとうございます。
追加でいただいておりますビア(ドリル)が配置できてしまう件についてですが
配置するオブジェクトであるビア(ドリル)や部品については
新規配置の際にオンラインDRCがONの状態でも、その対象になっておらず自由に配置できるのが現状となっておりました。
この点につきましては、以前から弊社でも改善課題として認識しており、今後の対応を進めている状況でございます。
今しばらくお時間いただくことになりますが、何卒ご理解ご容赦いただけますようよろしくお願い申し上げます。
それまでの間は、今回のようにDRCを実行していただきクリアランスを確認してくださいませ。
お手数をおかけして恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
ビア(ドリル)配置の件、承知しました。
よろしくお願い致します。
お待たせいたしました!
ご要望いただいた機能をv10.7.0でリリースいたしましたのでご報告いたします。

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リリース日 : 2022/10/25
バージョン : v10.7.0
概     要  : パンニング動作において、拡大率を変更・固定してパンニングするか選択できるようになりました。
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お手数をおかけしますが、アップデートを行っていただけますと幸いです。

今後ともQuadceptをどうそよろしくお願いいたします。
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